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快速風っこ南房総号と鴨川の旅2005(平成17)年11月27日(日) -その1-
東京〜館山5M (特急ビューさざなみ号)
発車案内板

2005(平成17)年の秋、JR東日本小牛田運輸区所属のイベント車両「びゅうコースター"風っこ"」が、吾妻線、青梅線と関東を走りました。
そして、11月26,27日には、南房総の内房線を走りました。
今回は、その快速「風っこ南房総」号に乗車するとともに、255系房総ビューエクスプレスに乗車して、房総半島を一周する旅です。

まず初めに乗車するのは、255系房総ビューエクスプレスで運転されている特急「ビューさざなみ」5号です。
東京と館山の間をおよそ1時間50分で結んでいます。

この「ビューさざなみ」の愛称は、1993(平成5)年にデビューした新型車両、255系「房総ビューエクスプレス」にちなんで、この車両で運転される「さざなみ」号につけられました。
しかし、2005(平成17)年12月10日のダイヤ改正から、「さざなみ」に統一されるために、この「ビューさざなみ」の愛称は消滅することとなってしまいました。

東京駅の中央コンコースから、長い連絡通路を歩き、地下京葉ホームに下りると、すでに列車は入線していました。
自身にとって、デビュー当時のインパクトや配色の美しさなど、この車両は憧れの存在でした。
ホームで写真を撮っていると、発車時間近くとなったので、列車に乗り込みました。

左上:発車案内板
左中:特急ビューさざなみ5号(館山方)
右中:「特急さざなみ 館山」のLED表示板
左下:乗降口横のデザイン
右下:地下京葉1,2番線ホームにて
(以上、東京駅にて)
特急ビューさざなみ号(館山方)
「特急さざなみ 館山」の方向幕
乗降口横のデザイン
地下京葉1,2番線ホームにて
首都高速湾岸線が並走する
田畑も秋の彩りに
9時30分、列車は東京駅を静かに発車しました。
しばらく地下を走り、地上に出ると、眩しいほど天気のよい空が広がっていました。
首都高速湾岸線と並走しながら、臨海工業地帯を進みます。
時々見える街路樹や公園の木々は紅葉の鮮やかな色を見せてくれました。
途中、海浜幕張駅、蘇我駅と停車し、五井駅を発車すると、ずっと続いていた家屋や工場などが姿を消し、緑の景色に変わりました。

左:首都高速湾岸線が並走する
(東京〜幕張本郷間にて)
右:田畑も秋の彩りに
(五井〜姉ヶ崎間にて)
色づき始めた房総の山々
青い空と畑が広がる
木更津駅、君津駅と停車した列車からは、しばらくして東京湾が見え始めます。
しかし、今回は山側の座席だったので、海の景色もそこそこに、次第に色づく山々の景色を楽しみました。
列車は、佐貫町駅、浜金谷駅、保田駅、岩井駅、富浦駅と停車していきます。

左:色づき始めた房総の山々
(大貫〜佐貫町間にて)
右:青い空と畑が広がる
(富浦〜那古船形間にて)
特急ビューさざなみ号(館山方)
1番線ホームにて
那古船形駅を通過し、左右に視界が開けると、程なくして、列車は館山駅に到着しました。
景色を楽しんでいるうちに、あっという間に着いてしまったという感じです。
改めて、南房総は近いところなんだなぁと感じました。
一年数ヶ月振りに来た館山には、また鮮やかな青い空が広がっていました。

左:特急ビューさざなみ号(館山方)
右:1番線ホームにて
(以上、館山駅にて)


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2005(平成17)年11月27日 -その2-

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