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快速風っこ南房総号と鴨川の旅2005(平成17)年11月27日(日) -その2-
館山〜安房鴨川9721D (快速風っこ南房総号)
快速風っこ南房総号(安房鴨川方)
「風っこ南房総号 安房鴨川−館山」のサボ
いよいよ次は、快速「風っこ南房総」号に乗車です。
この列車は、大半の座席が、びゅうプラザのツアーによって確保されていたために、半ば乗車を諦めていました。
「館山駅で列車を見送って、後続の普通列車で安房鴨川駅に向かおうか」と、プランを立て直していたところ、旅の4日前になって、運良く指定席を取ることができ、乗車となりました。

館山駅1番線ホームは、列車の到着前から、沢山の人で賑わっていました。
そして、いよいよ緑色の車体が姿を現しました。
列車が停止すると、前後は人だかりとなりました。
改めて、「風っこ」号の人気を感じました。

発車時間が近づき、夏の快速「風っこ喜多方ラーメン」号以来の乗車に「またよろしく」という思いで列車に乗り込みました。
しかし、今回は本当に多くの乗客が乗車されていました。

左上:快速風っこ南房総号(安房鴨川方)
右上:「風っこ南房総号 安房鴨川−館山」のサボ
左下:2,3番線ホームより
(以上、館山駅にて)

右下:「さわれる貝がら図鑑」
(車内にて)
2,3番線ホームより
「さわれる貝がら図鑑」
館山の街を進む
宝貝のストラップ
11時40分、ディーゼルエンジンを唸らせながら、列車は館山駅を発車しました。
列車が発車すると、早速、沿線の観光案内が始まりました。
その冒頭に少し風っこ号の紹介があり、内房線をディーゼルカーが走るのは、「32〜3年振り」とのことでした。
車内では、館山市の観光地図と「お楽しみ袋」と称した、観光スポットのパンフレット詰め合わせが配布されました。
その中には、館山の子供達が作ってくれた「宝貝のストラップ」が入っていて、「夕やけがとってもきれいな所です」というメッセージが添えられていました。

左:館山の街を進む
(館山〜九重間にて)
右:宝貝のストラップ
ビニールハウスが並ぶ
関東で最も遅い紅葉
列車は千倉駅に停車しました。
反対側のホームには、千葉行きの普通列車が交換のために停車しており、乗客の方々が珍しそうにこちらを見ていました。

千倉駅を発車してから、車内で「産地でしか味わえない」という「ゆで落花生」を配っていたので、少し頂きました。
落花生というと、かりっとしたイメージしかなかったのですが、ゆでた落花生はとても柔らかく、滑らかな舌触りで、本当に美味しかったです。

和田浦駅に4分ほど停車した列車は、左手には関東で最も遅い紅葉、右手には遠くに海を見ながら南房総を進みます。
江見駅を通過してからは、時折ぐっと海が近づいてきました。
乗客の皆さんも、窓いっぱいに広がる海と空の景色を楽しまれているようでした。

左上:ビニールハウスが並ぶ
(和田浦〜江見間にて)
右上:関東で最も遅い紅葉
左下:次第に近づく海
右下:車窓いっぱいに広がる海
(以上、江見〜太海間にて)
次第に近づく海
車窓いっぱいに広がる海
快速風っこ南房総号号(安房鴨川方)
2,3番線ホームにて
太海駅に停車した列車は、4分ほどで、終点の安房鴨川駅に到着しました。
ゆっくりと下車準備をして列車を下りると、乗客のほとんどがツアーの方々だったためか、出発前に比べてホームは閑散としており、ゆっくりと列車を撮影することができました。
しばらくすると、回送列車として千倉駅に向けて発車していきました。

今回は季節柄、はめ込み窓が装着されていたために南房総の風を感じながらの旅とはなりませんでしたが、真っ青な空と広い海の景色を楽しむことができました。

左:快速風っこ南房総号号(安房鴨川方)
右:2,3番線ホームにて
(以上、安房鴨川駅にて)


快速風っこ南房総号と鴨川の旅
2005(平成17)年11月27日 -その1-
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