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寝台特急はやぶさ号と熊本・鹿児島の旅

2007(平成19)年1月8日(月・祝) -その1-
鹿児島中央〜指宿〜山川
3327D (特別快速なのはなDX1号)→5327D (普通)
特別快速なのはなDX1号(指宿方)
「快速指定席 指宿」の方向幕

旅の最終日のこの日、更に足を延ばして、指宿枕崎線の山川駅までを往復することにしていました。
まずは、鹿児島中央駅7時53分発の特別快速「なのはなDX」1号に乗車するために、ホテルを7時半過ぎにチェックアウトしました。
駅に隣接しているホテルですので、駅までの移動時間をほとんど考慮する必要がないのがとても便利です。
コインロッカーに荷物を置いたり、トイレに行ったりしても十分余裕がありました。

ホームに下りると、程なくして、特別快速「なのはなDX」1号が到着しました。
黄色の車体がとても鮮やかです。
ちなみに、指宿方の1号車と2号車は自由席となっており、展望スペースのある3号車のみが指定席となっています。

ホームや車内で撮影を行い、いよいよ発車の時間となりましたが、この日の3号車は、自身のほかに一人の方しか乗車されていませんでした。

左上:特別快速なのはなDX1号(指宿方)
右上:「快速指定席 指宿」の方向幕
左中:車体側面のロゴ
右中:乗降口付近のロゴ
左下:3号車車内
右下:3号車展望スペース
(以上、鹿児島中央駅にて)

車体側面のロゴ
乗降口付近のロゴ
3号車車内
3号車展望スペース
鹿児島市電と並走
曇天で桜島は見えず

鹿児島中央駅を発車した列車は、住宅などの建物が立ち並ぶ中を進みます。
郡元駅を発車してしばらくすると、車窓左側に鹿児島市電の線路が寄り添ってきました。
慈眼寺駅を発車した後、見晴らしのいいところに出たのですが、この日は朝から曇天で、桜島はほんのうっすらとしか見えませんでした。
途中、朝食にと、昨日人吉駅で買ったサンドイッチを頂きました。

左:鹿児島市電と並走
(南鹿児島〜宇宿間にて)
右:曇天で桜島は見えず
(慈眼寺〜坂之上間にて)

錦江湾沿いに出る
畑が広がる

五位野駅を発車すると、程なくして、錦江湾沿いに出ました。
中名駅付近では、巨大な石油の備蓄タンクが何基も並んでおり、その大きさに驚きました。
列車は、海沿いを走ったり、少し内陸部を走ったりを繰り返しながら進みます。
途中、緑も鮮やかな畑で、野菜を収穫する姿も見えました。

左:錦江湾沿いを走る
(瀬々串〜中名間にて)
右:畑が広がる
(宮ヶ浜〜二月田間にて)

指宿駅
駅舎内に展示された大凧

鹿児島中央駅から1時間余り、特別快速「なのはなDX」1号は、終点の指宿駅に到着しました。
意外と近いという印象でした。

一度改札を出て、雨がぱらぱらと降る中、駅舎を撮影しました。
改めて、「ここまで来たんだなぁ」という思いでした。
指宿は、毎年地元の冬のまつりに「ミス指宿」の方がいらっしゃるので、何となく親しみを感じます。
…などと、感慨にふけっていると、あっという間に次に乗車する列車の発車時刻が近づいてきました。

次は、指宿駅から山川駅までのたった一駅区間を走る列車に乗車します。
跨線橋を渡り、ホームに行くと、白地に青いラインのJR九州の標準色の列車が発車を待っていました。
ホームで少し撮影を行ってから、列車に乗り込みました。

左上:指宿駅
右上:駅舎内に展示された大凧
左下:山川行き普通列車(山川方)
右下:2,3番線ホームにて
(以上、指宿駅にて)

山川行き普通列車(山川方)
2,3番線ホームにて
山川港が見えてくる

列車は、程なくして、指宿駅を発車しました。
山川駅までは6分の乗車時間です。

しばらくすると、再び海沿いに出ました。
番所鼻という岬が見えると、そこから先は山川湾ということになります。
穏やかな山川湾を見ながら、列車は山川駅に到着しました。

左:山川港が見えてくる
(指宿〜山川間にて)



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