このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 川西 −その12−

2006年7月29日撮影
2006年8月26日撮影

粕谷 明弘 [日本]
Akihiro Kasuya [Japan]

小白倉いけばな美術館
無題
Koshirakura Ikebana Museum
Untitled

竹が組み合わされた立体的なオブジェと、その周囲には、真っ赤に彩られた石が浮かんでいる。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中のみ


2006年7月29日撮影
2006年8月19日撮影
2006年8月19日撮影

粕谷 明弘 [日本]
Akihiro Kasuya [Japan]

小白倉いけばな美術館
無題
Koshirakura Ikebana Museum
Untitled

作品の展示されている個人宅へと入ると、木材の茶色の中に、緑鮮やかな竹が縦に横にと空間を彩っており、またそれ自体がアジサイなどをいける器となっている。
隣りの部屋では、空間を大胆に使い、太い竹に、大きなパンノキの葉がいけられている。

大きなパンノキの葉がいけられた部屋は、まるで南国のような雰囲気でした。
その周りには、ビニールに閉じ込められた水が配置され、周囲を涼しげに演出していました。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中(8月14日〜8月20日)のみ

2006年8月19日撮影
2006年8月19日撮影
2006年8月19日撮影
2006年8月19日撮影

松本 司 [日本]
Tsukasa Matsumoto [Japan]

小白倉いけばな美術館
風景2006 風、床の間から…
Koshirakura Ikebana Museum
Landscape 2006

細く割られた竹が、自体の柔軟性を生かして、流れるように設置されている。
座敷の中を駆け抜けていく風を感じる空間。

作品を見ていると、本当に風の流れを見ているような気分になりました。
特に、作品の真下に座り、上を眺めていると、頭の上を風が駆け抜けていっているように感じました。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中(8月14日〜8月20日)のみ

2006年8月19日撮影
2006年8月19日撮影
2006年7月29日撮影
2006年8月19日撮影

谷口 雅邦 [日本]
Gahou Taniguchi [Japan]

小白倉いけばな美術館
鯉するコスモス
Koshirakura Ikebana Museum
Koisuru Kosumosu

大きな錦鯉が象られた花壇には、その周囲にたくさんのキバナコスモスが植えられている。
この花壇は、かつて、鯉が飼われていた水槽である。

初めて訪れた時は、まだようやく伸び始めてきたばかりといった感じのコスモスでした。
毎週毎週、常設館を訪れるたびに、このコスモスの成長もとても楽しみにしていました。
そして、8月下旬、第4期のリレー展示の頃、ようやく花を咲かせ始め、会期終了頃には見事に満開でした。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中のみ

2006年9月9日撮影
2006年9月9日撮影
2006年8月26日撮影
2006年8月26日撮影

谷口 雅邦 [日本]
Gahou Taniguchi [Japan]

小白倉いけばな美術館
浄夜灯
Koshirakura Ikebana Museum
Joyato

天井から床まで伸びる真っ白な麻の繊維、その間からは、真っ赤な唐辛子が吊るされているのも見える。
また、天井に近いところには、緑色の榊の葉が飾られ、部屋の隅には盛り塩が置かれている。

「夜」を「浄める」「灯り」は、温かく空間を照らしていました。
中を覗くと、ほおずき(鬼灯)も吊るされていました。
いわゆる「魔除け」といった感じの作品は、この部屋を、清められた空間にしていました。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中(8月21日〜8月27日)のみ


2006年8月26日撮影
2006年7月29日撮影
2006年7月29日撮影

日向 洋一 [日本]
Yoichi Hinata [Japan]

小白倉いけばな美術館
植物に語らせるもの
Koshirakura Ikebana Museum
What makes plants, speak

土で使られた花器に、ガイミアリリーの花がいけられている。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中のみ

2006年8月26日撮影
2006年8月26日撮影

日向 洋一 [日本]
Yoichi Hinata [Japan]

小白倉いけばな美術館
植物に語らせるもの
Koshirakura Ikebana Museum
What makes plants, speak

座敷に置かれた大きな花器から、黄梅と常設館にも展示されている大きな朱色のガイミアリリーが広がる。

いけられてそこにあるのではなく、昔からそこにあり、長い年月を掛けて、空間に枝を伸ばしていったようにも感じました。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中(8月21日〜8月27日)のみ



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