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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 川西 −その11−

2006年8月12日撮影
2006年8月12日撮影

長井 理一 [日本]
Rihito Nagai [Japan]

小白倉いけばな美術館
きみのなわ
Koshirakura Ikebana Museum
KIMINONAWA

まずは、縄暖簾が出迎えてくれる個人宅に入ると、「1本のなわを結んで下さい」というメッセージとともに、玄関先に短い縄が何本も置いてある。
正面の部屋には、囲炉裏の上に土瓶ではなく、縄で作られたオブジェが下がっている。
左の部屋に入ると、「きみのなわおふだに」というメッセージの横に、紙のタグがたくさん置いてあり、そこに名前とメッセージを書いて、その上にあるオブジェや奥の部屋にあるオブジェにに結びつける。
床の間にも縄で作られたオブジェがぶら下がっており、そして、「きみのなわをまくらに3分間」というメッセージとともに、縄で作られた小さな祠のようなものがあり、中には藁で作られた枕があり、横になれる。
「これでもか」というほど縄を用いた作品は、そのユーモアと縄の用途の広さを感じさせてくれる。

朝からスコールに襲われたこの日、祖母とともに作品を訪れました。
それにしても、見事なまでの「縄」づくしといった感じで、それぞれの展示を楽しみました。
祖母は、紙のタグにメッセージを書いて、縄に結び付けていました。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中(8月7日〜8月13日)のみ

2006年8月12日撮影
2006年8月12日撮影
2006年8月12日撮影
2006年8月12日撮影
2006年8月12日撮影
2006年8月12日撮影
2006年7月29日撮影
2006年7月29日撮影

早川 尚洞 [日本]
Shodo Hayakawa [Japan]

小白倉いけばな美術館
無題
Koshirakura Ikebana Museum
Untitled

家の庭先に設置された作品。
正方形の花器の中に、実った麦の穂と、一本の竹が伸びている。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中のみ

2006年8月12日撮影
2006年8月12日撮影

早川 尚洞 [日本]
Shodo Hayakawa [Japan]

小白倉いけばな美術館
無題
Koshirakura Ikebana Museum
Untitled

テーマ館の庭先に、様々な高さの竹や石柱が並べてあり、その上に、ススキやカサブランカといった、この地域で採取された草花がいけてある。

朝からスコールに襲われたこの日、祖母とともに作品を訪れました。
作品を訪れると、まだ小雨がぱらつく中、早川氏が、この日の展示に備えて作品に手を加えていらっしゃるところでした。
透明な器にいけられた草花が、里山の景色を背景に、とても映えていました。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中(8月7日〜8月13日)のみ

2006年8月26日撮影
2006年8月26日撮影

日向 雄一郎 [日本]
Yuichiro Hinata [Japan]

小白倉いけばな美術館
剣の山
Koshirakura Ikebana Museum
Kenzan

いけばなで用いる剣山で飾られた山々に植物が活けられている。
その形は、越後三山をモチーフにしている。
草花の根元に隠すことが基本の剣山を敢えて表に出した作品。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中のみ

2006年8月12日撮影
2006年8月12日撮影

日向 雄一郎 [日本]
Yuichiro Hinata [Japan]

小白倉いけばな美術館
八月の花あかり
妻有の飯茶わん
Koshirakura Ikebana Museum
hana akari
ricebowl project in tsumari

テーマ館の個人宅に入ると、まず最初に、圧倒的な迫力で「八月の花あかり」が目に入る。
カサブランカを中心とした、地域で採取された草花が、座敷の幅いっぱいにいけられている。
そして、縁側には、「妻有の飯茶わん」が展示され、テーブルに並べられた、地域の家々から借りた茶碗に、地域で採取された草花や実がいけられている。

朝からスコールに襲われたこの日、祖母とともに作品を訪れました。
作品が展示されている部屋には、日向氏と片岡如子氏がいらっしゃり、作品を解説して下さいました。
「八月の花あかり」は、まずはその迫力に圧倒されました。
いわゆる「いけばな」らしくもあり、ただ、空間をワイドに使ったこの迫力は、「現代いけばな」なのかななどと感じました。
確かに、生き生きとした草花は、外の光を反射させ、室内を明るくさせているように思いました。
一方の「妻有の飯茶わん」は、ひっそりと生育する草花をそのまま持ってきたような、こじんまりとしたかわいらしさを感じました。
祖母も色々と質問をして、好奇心を満たしていました。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中(8月7日〜8月13日)のみ

2006年8月12日撮影
2006年8月12日撮影
2006年7月29日撮影
2006年7月29日撮影

伊藤 庭花 [日本]
Teika Itou [Japan]

小白倉いけばな美術館
裏白 No.9

Koshirakura Ikebana Museum
URASHIRO No.9

伊藤氏がシリーズとしている裏白シダを組み合わせて作られた作品。
躍動感があり、緑も鮮やかな作品が、「浮遊」しているのが特徴である。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中のみ

2006年8月19日撮影
2006年8月19日撮影

伊藤 庭花 [日本]
Teika Itou [Japan]

小白倉いけばな美術館
裏白 No.10
Koshirakura Ikebana Museum
URASHIRO No.10

伊藤氏がシリーズとしている裏白シダを組み合わせて作られた作品。
個人宅の座敷を幻想的に「浮遊」している。

作品を展示されているテーマ館の個人宅に入り、作品を見ると、第一印象として、いわゆる「人魂」を連想しました。
鑑賞していると、伊藤氏がいらっしゃり、作品を説明して下さいました。
話によると、この裏白は、やはり、お盆にちなんだ形のようで、また、これらを浮遊させるために、偶然、この家屋に打ちつけられていた釘を利用したとのことでした。
伊藤氏の思いと家屋が融合した作品のような気がしました。

2006年作品
小白倉 個人宅
第3回期間中(8月14日〜8月20日)のみ

2006年8月19日撮影



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川西 -その10-
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