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大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 中里 −その10−

2008年2月17日撮影
2008年2月17日撮影

関根 哲男・霜鳥 健二・佐藤 秀治 [日本]
Tetsuo Sekine・Kenji Shimotori・Hideharu Sato [Japan]

雪ぼうし

ミオンなかさとの駐車場脇に並ぶ何本ものオブジェ、
その上に雪が降り積もっていく。
気まぐれな雪は、オブジェの上で、様々な形を作り出す。

「雪ぼうし」とはよく言ったもので、オブジェの上にこんもりと積もった雪は、確かに帽子のようでした。
これらのオブジェは、貝野地区の子供たちとともに作られたとのことです。

2008年作品
ミオンなかさと 駐車場脇(宮中)
雪アート・プロジェクト期間中のみ

2008年2月17日撮影

2008年2月17日撮影

前山 忠 [日本]
Tadashi Maeyama [Japan]

地平線
horizon

駐車場脇に盛られた2つの雪山の間に、一本のワイヤー線がピンと張られている。
自然の風景の曲線の中で、唯一、緊張を保っている。

2009年作品
ミオンなかさと 駐車場脇(宮中)
雪アート・プロジェクト期間中のみ

2009年2月22日撮影

舟見 倹二・堀川 紀夫・大久保 淳二 [日本]
Kenji Funami・Michio Horikawa・Kunji Okubo [Japan]

夢の大ぞり

前年に復活した大きな山ぞりが、今年も雪アートひろばに出現した。

2日間限定の「雪アート・プロジェクト」の2日目、作品を訪れました。
訪れると、天気が良かったせいもあるのかもしれませんが、昨年よりはるかに多くの人が会場を訪れており、にぎわっていました。
雪アート広場の中央では、子供たちを乗せた大ぞりを地域の方々が引っ張っていました。

2009年作品
ミオンなかさと 駐車場周辺(宮中)
雪アート・プロジェクト期間中のみ

2009年2月22日撮影
2009年2月22日撮影

舟見 倹二・堀川 紀夫・藤井 芳則・外山 文彦 [日本]
Kenji Funami・Michio Horikawa・Yoshinori Fujii・Fumihiko Toyama [Japan]

雪上凧揚げ

パタパタと心地よい音を響かせながら、大空に上がる連凧。
アーティストによって作られた、いくつものカラフルな連凧が、雪アートひろばの上空に舞った。

2日間限定の「雪アート・プロジェクト」の2日目、作品を訪れました。
車を降りると、まずは、このパタパタと風になびく、いくつもの連凧が目に入りました。
この日は天気が良く、そして、何より風があり、この何とも壮観な景色を見ることができ、
風向きや風の強弱によってゆらゆらと揺れたり、上下に移動する連凧を見ているだけで、本当に心地よかったです。

2009年作品
ミオンなかさと 駐車場周辺(宮中)
雪アート・プロジェクト期間中のみ

2003年8月24日撮影
2004年5月23日撮影

ジャウマ・プレンサ [スペイン]
Jaume Plensa [Spain]

鳥たちの家
House of Birds

ミオンなかさと周辺の緑地にそびえ立つ作品。
鳥の巣箱の現代美術版といった感じか。
モニュメントとしても、その存在は大きい。

小雨の降る2004年5月下旬、作品を訪れてみました。
作品に近づくにつれ、次第に聞こえてくる鳥たちの声。
どうやら鳥たちは、この家を気に入ったようでした。

2000年作品
ミオンなかさと 駐車場脇(宮中)
常設

2008年2月17日撮影
2009年2月22日撮影
2003年8月24日撮影
2006年8月14日撮影

ジャン=フランソワ・ブラン [フランス]
Jean-Francois Brun [France]

ブルーミング スパイラル
Blooming Spiral

ミオンなかさとの駐車場横に作られた、16区画の花壇。
人と土と植物が重なり合う。
季節のハーブや花々が彩りを添える。

2000年作品
ミオンなかさと 駐車場脇(宮中)
常設

2003年8月24日撮影
2004年8月8日撮影

CLIP [日本]
CLIP [Japan]

河岸の燈籠
Lanterns on a Riverbank

ミオンの森の入り口に設置された、緑に映える真っ赤なトイレ。
一見トイレには見えないその作品は、今でもその赤色の鮮やかさを失うことはありません。

2000年作品
ミオンなかさと 駐車場脇(宮中)
常設

2006年8月14日撮影

2009年8月9日撮影
2009年8月9日撮影

伊藤 嘉朗 [日本]
Yoshiro Ito [Japan]

ツール・ド・妻有 2009
Tour de Tsumari 2009

妻有の地を自転車で駆け巡る「ツール・ド・妻有」。
今回は、作品としてではなく、第4回会期中の8月9日のみのイベントとして開催された。
「第3回大地の芸術祭」の「ツール・ド・妻有」にて、伊藤氏が着用していた黄色のジャージが、今回は参加者全員が着用するジャージとなった。
時折雨もぱらつく悪天候の妻有路を黄色いジャージのツールが駆け巡った。

「第3回大地の芸術祭」の「ツール・ド・妻有」では、第1ステージのスタートなど、何度か目にしていたので、今回もぜひその姿をということで、スタートの様子をミオンなかさとまで見に行きました。
ミオンなかさとに近づくと、黄色いジャージを着た参加者が、ミオンなかさとへと向かっている姿がありました。
そして、ミオンなかさとに着くと、その参加者の多さに驚きました。
「第3回〜」のときは、10名前後といった感じでしたが、その規模をはるかに超えていました。
(記録集によると、およそ500名だったそうです。)
開会式の後、いよいよ出発の時間となり、数台ずつ、順に出発していきました。
風を切る、心地よさそうな姿を見送りました。

見送った後、当間リゾート付近へ行くと、どうやら、この道もコースになっているようで、黄色いジャージを着た参加者の姿がありました。
そのしばらく後、川西エリアの作品「克雪 ダイナモ・アートプロジェクト」の展示されている、仙田小学校を訪れると、中仙田から松代に抜ける道がコースになっているようで、「ツール・ド・妻有」参加者の姿もありました。
自身は車で色々と移動しているのに対して、自身の力で移動されている方々に、この日の天気も含めて、ご苦労様ですという思いでした。

2009年作品
ミオンなかさと 駐車場スタート(妻有全域)

2009年8月9日撮影
2009年8月9日撮影


大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ
中里 -その9-
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