法政大学国際文化学部稲垣 立男研究室 [日本]
Hosei University Tatsuo Inagaki Lab. [Japan] 「干溝博物館」プロジェクト
Himizo Museum Project 干溝集落の一軒の空き家が、干溝の「子ども」をテーマとした「干溝博物館」としてオープン。
1階には、「干溝コンビニ」が開設され、「ひみぞえんぴつ」、「ひみぞけしゴム」、「ひみぞタオル」といった雑貨から、「ひみぞラーメン」、「ひみべん」といった食料品まで、干溝の子どもたちが考えた商品が展示された。
また、テレビでは、「干溝子どもテレビ」が放送された。
2階には、地域のかつての「子ども」たちの写真や、魚釣りや雪遊びの道具が展示された。
作品はさらに屋根裏部屋へと続き、屋根裏には、干溝の子どもたちの考えた「秘密基地」や、作成のドキュメント写真が展示された。
館内の所々には、「秘密基地」の模型が展示されており、アイデアのユニークさを感じることができる。 館外では、付近の薬師堂の広場に、「秘密基地」や、集落の86世帯の家族構成と言葉を記した「家族のぼり」が展示されている。
また、集落全体を使った、名所を巡るスタンプラリーも実施された。
大学生と集落全体が一体となって作られた作品。 第4回期間中の8月15日に作品を訪れました。
まずは、「干溝博物館」を訪れると、ちょうど他の鑑賞者はなく、じっくりゆっくりと作品を楽しみました。
「干溝コンビニ」は、本当に買い求めたくなるようなグッズがいっぱいでした。
「干溝博物館」を楽しんだ後は、地図をもとに、スタンプラリーの名所を訪れることにしました。
初めて訪れた集落をのんびりと散歩するのはとても新鮮でした。
最後に薬師堂を訪れました。
干溝集落の8組に色分けされた「家族のぼり」が、心地よく風にたなびいていました。
のぼりに記された言葉を見て回りました。
薬師堂の広場の周囲には、「秘密基地」が展示されており、一つ一つ楽しみました。 2009年作品
空家とその周辺(干溝)
第4回期間中のみ |