このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



アプトの道を訪れて

横川駅〜旧丸山変電所
旧第十六中山道踏切より
旧丸山変電所までの直線

急行妙高号で横川を訪れたときに、アプトの道を歩きました。

アプトの道は、横川駅から旧信越本線の新線跡をたどり、途中からアプト式旧線跡を通ってめがね橋(碓氷第3橋梁)まで通じる片道約5キロの遊歩道です。
しかし、遊歩道といっても、最大66.7パーミルの急勾配を上るところもあります。
下り線は元の線路のままで、上り線は舗装された遊歩道です。

旧丸山変電所までは比較的緩やかな上りです。
鳥のさえずりを聞きながら歩きます。

しばらく歩くと、旧丸山変電所の二つの建物が姿を現します。
明治時代に作られたその建物は、修復作業が行われており、部分的にピカピカになっていました。

左上:旧第十六中山道踏切より
右上:旧丸山変電所までの直線
左下:旧丸山変電所
右下:旧丸山変電所より
(以上、2003/05/25)

旧丸山変電所
旧丸山変電所より
旧丸山変電所〜峠の湯
旧霧積川橋梁
遊歩道が途切れても続く旧線

旧丸山変電所から先は急にのぼりがきつくなります。
眼下には、霧積川が流れ、川のせせらぎの音が疲れた体を癒してくれるようです。

しばらく歩くと、温泉施設の「峠の湯」があります。

左:旧霧積川橋梁
右:遊歩道が途切れても続く旧線
(以上、2003/05/25)

峠の湯〜めがね橋
碓氷湖
めがね橋に到着

峠の湯から先は、1997年に廃止された信越本線が開通する以前の、アプト式の路線後を歩きます。
道はカーブが続き、途中でトンネルもあります。
「本当にここを鉄道が通っていたのか」と思えるほど、狭く、そして、急な坂道が続きます。

途中、トンネルを抜けると、パッと視界が広がり、碓氷湖が現れます。

碓氷湖を過ぎ、さらに急になる坂道を登っていき、何個目かのトンネルを越えると、緑の木々に囲まれた橋の上に出ます。
それが、めがね橋の上です。
めがね橋からは、遠くに旧信越本線の碓氷橋が見えます。
廃止以前、碓氷橋を通過していく列車を実際に見ることはできませんでしたが、今にも列車が現れてきそうな感じで、しばらく感傷にふけってしまいました。

左上:碓氷湖
右上:めがね橋に到着
左下:めがね橋より碓氷橋を望む
(以上、2003/05/25)

めがね橋より碓氷橋を望む



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