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'06.5.4(木)   呉 「大和ミュージアム」

以上 <゛‾^‾)

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前回('05年10月1日) の工程と同じように、尾道から呉へ「大和のハシゴ」をしました。
やっぱり、こちらもすごい人でした。。。
でも、尾道と比べると わりと流れはよく すんなりと入れました。

半年ぶりのご対面。。。一目 見てビックリっ!!!!
ほ、ホ、砲塔が、砲塔がぁ!!!

きゃぁぁぁ〜〜〜〜!!! ギャァァァ〜〜〜〜!!!


このお姿を見た瞬間、「なにかのスイッチ」が入ったのと同時に、「なにか」が
はずれたのを感じました。

<主砲右旋回>

もう何も言うことはありません。
かっこよすぎです。泣けます。
1番・2番主砲は右30度ほど、
3番主砲は(艦尾のほうを向いて)
左へ100度ほどの旋回角でした。

これ(←)は、艦尾側の3番主砲。
写真左上方向が艦尾です。

<ディテール>


2番主砲 砲身基部。

布の張り具合は、尾道のより
こっちのほうが好きかな。
3番主砲を正面から。
2番主砲もそうですが、主砲の上に対空機銃
が乗ってます。

対空の重要性を遅かれながら認識し、
あとから増設したものです。

結構高い所にありますし、丸裸ですし、真下は
ものすごい衝撃と爆風を起こす主砲ですし
すぐ上には副砲がいますし・・・
この大和の中で、もっとも おっかないポジションの1つです。

25mm3連装機銃。

さすがに重厚さは、尾道の機銃と
比べて劣りますかね。

でも、このサイズで非常に細かく
できてます。

艦尾の甲板の裏を下からのぞいた
アングル。

金網や、ハシゴなどもキレイに再現。

カタパルトのアップ。

艦尾の対空機銃 & 搭載機射出機
(カタパルト)

艦尾 甲板下の小道具類。

錨の巻き上げ装置。

チェーンの形状や重量感なども
しっかり造られてます。

艦橋上部。

電波探信儀(レーダー)があるにも
かかわらず、望遠鏡がぐるりと
設置されてます。
(人形が立ってる所)

実際には、日本のレーダーは
あまり実戦では役に立たなかった
ようです。。。

防御用の装置ということで、軍内部での
評価や扱いは 高くは無かったようです。
なので、開発も肩身が狭かったとか。

電波探信儀(レーダー)

下の「サイコロの5」のようなものは、
「15m測距儀」です。
左右で対となっており 三角法を利用して
敵との距離を測るものです。

艦橋脇の風見。

下の糸は、信号旗を掲げるものです。

リクエスト(?)にお応えして。。。煙突です。

このやや後ろに傾いてる角度が、
大和全体のフォルムや印象に大きく
影響を与えてます。

甲板のアップ。

木材は台湾檜らしいです。
もちろん見ての通り、一本一本加工され
いい色合いで並べられてます。

それにしても この木甲板、見た目は
いいんですが、空から見たとき 結構
目立ったんじゃないでしょうか?

そもそも「空から」という発想がなかった
のかも。。。

御紋章

<第4回企画展示 メイキング・オブ・1/10 戦艦「大和」>

「1/10大和 建造過程の様子」「大和 原図面」「模型」「引揚資料」などなどの展示会が、
開催されてました。

部屋の壁は、すべてパネルとなっており、
1/10大和の製作状況や原図面などが
展示されてました。

船体図面の一部

非常に緻密な図面です。

紙ではなく、布のようなものに
描かれてました。
保存状態は良く、今でもはっきりと
読み取れます。

引揚部品の一部。

最後に・・・

館内はこのような にぎわいでした。
前回とはエライ違いです。。。

<総括>
●なんでもこの「右旋回砲塔」、ゴールデンウィーク期間限定のディスプレイで、
 毎日向きが変わってたらしいです。
 事前情報など まったく仕入れてなく、ホントに不意をくらったため、感動も
 ひとしおでした。

●今 写真を見てもくすぐったいです。

●写真の通り、見学者はかなり多かったです。でも視線は大和にくぎづけで、
 さほど気になりませんでした。。。これって 恋?

●カタパルトに「零式艦上観測機」を希望します。

●何度来ても、何度見ても、美しい。まさに究極の機能美です。

●ホンモノに乗艦された方々、大和型戦艦を設計された方々、たずさわった方々に
 「尾道大和や呉大和を見に来た人」の多さを、見てもらいたいです。
 60年経った今もなお、これだけの人たちが「かっこいい、美しい」と感じていることを、
 知ってもらいたいです。

●さて。。。次回はいつお会いしましょうか?

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