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今回、1週間程まとまった時間が取れた為、北海道へ旅行に行く事が急遽決定。
実は半年程前から街角に置いてある北海道旅行のパンフレットをもらってきては眺める日々を送っていたのだが、その見出しの中に私の心を揺るがすプランがあったのです。
「人気の北斗星で行く北海道3日間」・・・「夢の豪華寝台列車カシオペアで行く北海道」
子供の頃電車が好きでよく写真を撮りに駅まで行ったけれど、寝台列車なんか夢のまた夢。
父(ベンチ)が連れていってくれるはずもなく。
あこがれはあったけれど、諦めていました。
でも、それは子供の頃の話、今ならば条件さえ整えば行ける!!
そんな思い出を思い出しながら、「いつの日か必ず北斗星で北海道」へと心に決めていたのです
元々決断力がある方ではないのだが、今回絶好のチャンスが到来!
今行かないと北海道は来年の4月頃まで雪雪雪・・・。
「今しかない!!」
北斗星や北海道の事をネットで調べていると、ますますその思いは強くなり
行く事を決意したのです。
とはいえ一人で行くのも寂しいので一緒に行く連れを考える・・・
あ!!そうそう、フリーでホームページを作っている時間に融通がききそうなのが一人いた。
早速電話で誘ってみると二つ返事で即OK!!
ちょうどHPを一件仕上げた所で時間がある模様。トントン拍子に話は進み、インターネットで見所を調べて早速旅行会社へ。それが出発2日前でした。
10月19日
北斗星は混雑期ではかなりの人気で、ロイヤルというA個室は発売と同時に売り切れる程の人気切符!!
駄目なら新幹線という手もあるけれど、それじゃあつまらない。
「神様お願い!どうか切符を我が手に・・・」
不安と期待の入り交じる中、旅行会社に到着。
私
「10月21日〜23日くらい出発で北海道へ行きたいんですけど」
旅行会社の担当(以下担当)
「ずいぶん急ですね。もう駄目ですね〜予約は10日前までなんですよ、飛行機が」
*飛行機で行く旅行は(旅行会社のプラン)10日前までの予約が必要だそうです、皆さん気をつけてくださいね・・・そんな急な計画しませんかね?
私
「いえいえ、飛行機じゃなくて北斗星で!」
担当
「北斗星??ああ、JRねー。じゃあ大丈夫ですね〜空きを調べてみましょうか」
北斗星の客室はA個室、B個室、開放B寝台がある。
今回の狙いはB個室デュエット、二人用の個室だ。
A個室は机に椅子、ベッドにトイレ、シャワーまで個室内に完備されていて乗ってみたい気は山々だが、はじめからいい部屋で乗ってしまうと、次ぎ利用する時の感動も減るので(と無理やり理由を付けて、単に金がないだけ)B寝台個室を第一候補に決定!
ちなみに開放B寝台は2段ベットがずらりと並び、名前の通り通路との境界になるドアはない。
カーテンだけで仕切られる為、女性の旅や女性じゃなくても防犯の意味で個室の方が遙かに安心。料金にも差はないので、是が非でも個室を取りたい!!
奥でなにやら機械をカチャカチャやっていた担当が戻ってくる。
担当
「21日・・空いてますね〜うん、大丈夫。じゃあ押さえちゃいますよ」
私
かなり嬉しかったけど、いつも感情はあまり表にださないクール派なので顔色一つ変えずに
「お願いします」と冷静に返答。
担当
「帰りは29日ですね〜、これも空いてますので押さえましょう」
「これで交通手段は確保ですね。宿泊はお決まりですか?」
急な計画ではあったがこれで行ける。
ホテルなんかは後でどうにでもなるので、今回の大きな目的、寝台列車は確保!!
北斗星の事をインターネットで調べている時は、切符の手配は難しいと書いてあったので取れるまで不安だったけれど一発でうまくいった。
まあ、混雑期ではないし、北海道も紅葉の見頃が過ぎていたので空いてたのかな?
早速連れに報告!
こうして北海道旅行が決定したのでした。
<<行程>>
10月21日
上野駅16時50分発(北斗星1号)札幌行き
10月22日
札幌泊(アートホテルズ札幌)
10月23日
網走泊(網走観光ホテル)
10月24日
知床泊(知床プリンスホテル風なみ季)
10月25日
川湯泊(御園ホテル)
10月26日
阿寒湖泊(花ゆう香)
10月27日
富良野泊(ホテルベルヒルズ)
10月28日
白金温泉(白金温泉ホテル)
10月29日
札幌駅17時10分発(北斗星2号)上野行き
10月30日
朝、上野到着
道内の移動はレンタカー
| これが記念すべき寝台列車デビューを飾る切符達 |
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