このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください




地域の活動は こちら から




知和のお豆腐屋さん
豆吉とうふ工房




のんのんびより


岡山県津山市加茂町知和。山と川に囲まれたこの地域は、「秘境駅」にも選ばれている木造の駅、美作県民局の「名木百選」に選ばれている杉など、素晴らしい自然と趣きある建物がたくさんあります。



地名をクリックすると、各詳細へジャンプします。

           







「知和駅」は、JR因美線の「美作加茂駅」と「美作河井駅の」間にある、単式ホーム1面1線を持つ無人駅です。
当駅は1931年(昭和6年)9月12日に開業し、駅舎は当時の木造のまま残っています。
電車の利用者は年々減少していますが、「秘境駅百選」にも数えられ、鉄道ファン・駅舎ファンの方も訪れています。


    

今では珍しい、木造の改札口です。
  

当駅の「駅ノート」。訪れた方々のメッセージが書き込まれています。
  

また、当駅のホーム側の改札口の風景は、人気コミックスの表紙のオビにも使用されています。

Copyright© あっと/メディアファクトリー

ちなみに、このオビに使用されている写真を撮影した牛山隆信氏の写真集「秘境駅Ⅱ」にも、知和駅の写真がいくつか掲載されています。
「秘境駅Ⅱ」
アーティスト/著者  牛山 隆信/栗原 景
出版  メディアファクトリー
Copyright© メディアファクトリー







「千磐神社」は知和にある神社で、知和の氏神です。
創建年代は不明ですが、矢筈城主の草刈氏の信仰が厚かった神社だそうです。
「千磐(ちいわ)」は昔の地名で、変化して今の「知和(ちわ)」になったようです。
今では夏に「お涼み」、秋には「秋祭り」が行われます。


    

境内には舞台があり、「秋祭り」では「知和成年部」による芝居などが行われます。
  

千磐神社の本殿です。
  

本殿前にそびえ立つ、御神木の杉です。推定樹齢660年、周囲5.4メートル、樹高約40メートルの巨大な二又の杉で、「津山地方振興局」の「名木百選」にも選ばれています。
  

御神木の杉に絡まるように生えている「臥龍藤(がりゅうふじ)」。その様子が地に臥している大蛇に似ていることから付けられた名前です。こちらは推定樹齢600年で、隣の御神木とともに「津山市指定天然記念物」に指定されています。
  

本殿の横には「矢筈城跡」の史跡を巡ることができる「矢筈登山道」の登山口があり、登山者の為に登山マップや杖が置かれています。
  

「矢筈城跡」について
「矢筈城跡」は、標高756メートルの「矢筈山」に天文元年(1532年)から翌年にかけて、国人領主「草刈衡継(くさかり ひらつぐ)」によって築かれた、東西1600メートル・南北500メートルの壮大な規模を誇る、県下最大の中世の山城跡です。
現在は「矢筈城跡保存会」が、登山道や史跡の整備などを年に数回行っています。

知和ではありませんが、一つ奥の「美作河井駅」付近の写真です。
中央が「矢筈山」。頂上に谷が見えますが、谷の向かって右側に「矢筈城」の本丸があったとされています。
  







1975年に廃校になった「加茂町立上加茂小学校」。
その校舎と校庭跡は残っており、校庭跡は「知和グラウンド」として地域の運動会やグラウンドゴルフ大会、盆祭りなどの会場に使われています。


「旧上加茂小学校」の校舎跡です。校庭は、ほぼそのままの状態で残っています。
  

知和の彼岸花
グラウンドからは「 知和駅 」から伸びる因美線の緩やかなカーブが見えます。
ここに知和自治団が彼岸花を植えていて、「 みまさかスローライフ列車 」などのイベント時に、知和に訪れた方にアピールしようと考えています。

  







知和老人会が、県道沿いに作っている花壇で、平成24年に津山市の「花いっぱいコンクール」で銀賞を受賞しました。
様々な種類の花が植えられています。


    







知和を含む上加茂地区の建物や自然、行事などのお宝スポットを紹介しているマップです。
千磐神社 」の横の広場に設置されていますので、近くにお立ち寄りの際はこちらをご覧になってお宝巡りをされてみてはいかがでしょうか。







地域の方が休耕地を利用して作ったコスモス畑です。
県道からも見る事ができますが、旧道の方に周っていただくと間近に見る事ができます。


  







「上加茂郵便局」の横に流れる「舟山川(ふなやまがわ)」に架かる石造の橋です。
橋の建造年は不明ですが、隣には古い民家をそのまま利用した豆腐屋もあり、情緒ある風景です。
「舟山川」では、夏休みの時期になると家族連れの方が訪れ、水遊びをされている光景をよく目にします。


  

知和のお豆腐屋さん「豆吉とうふ工房」明治末期から大正頃に建てられた家を、ほぼそのままの状態で店舗として利用している「豆吉(まめきち)とうふ工房」さん。
店主の目標は、地元の食材を使いそこにしかない豆腐を作ること。宅配も行っており、知和はもちろん津山市内でも人気があります。

  

店内にはお豆腐や油揚げ以外にも、奥様の手作りの雑貨等も販売されています。
  

「豆吉とうふ工房」ホームページ→ http://www7.ocn.ne.jp/~joe-so/1001.html


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