このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
去り行く列車と新しい列車に乗る旅(3)
宇都宮 7:31 → 上野 8:18 【東北新幹線 やまびこ202号】 | ||
1日目は実家に泊まり、2日目は実家の最寄り駅の宝積寺から宇都宮線で宇都宮へ。 宇都宮から新幹線で東京に向かいます。1日目の能登と同じく、2日目の今日も「去り行く列車」に乗車します。 宇都宮からは「やまびこ202号」に乗車します。 E2系+E3系の16両編成で運転される列車で、私はもちろんE3系の14号車に乗車しました(笑)。
新幹線を上野で下車し、帰りに常磐線で茨城に帰ることに備えて上野駅のコインロッカーに大きな荷物を預けておきました。 上野から山手線で東京駅に向かいました。1日目の「能登」と同じく、2日目は東京駅から出ている「去り行く列車」に乗車します。 |
東京 9:00 → 成田空港 9:58 【成田エクスプレス13号】 成田空港 10:45 → 東京 11:44 【成田エクスプレス14号】 | ||||||||||||||||
東京駅から出ている去り行く列車と言えば・・・253系の「成田エクスプレス」ですね! 新型N'EXのE259系の投入に伴い253系は全て淘汰される予定です。 そう言えば253系には2006年の土日きっぷでの旅行以来乗ってませんね。
入線してくる253系の車内を見ると、6両全ての車両にリクライニングシートが備えられていました。 そうです、2本だけ在籍している200番台に運良く当たりました!!知ってのとおり2002年に増備された編成です。 253系は0番台は全て廃車となるようですが、製造から8年ほどの200番台2本の処遇が気になるところですね。 東武直通特急「日光」、「きぬがわ」に転用され、現在東武直通運用に就いている485系と「彩野」を置き換えるというのが専らの噂です。 (JR東日本大宮支社の労働組合の資料にそんな記述があります)
定刻通りに東京駅を発車しました。東京を出ると総武快速線を全速力で駆け抜けます。 200番台は車内がE257系に似た雰囲気となっています。荷棚や天井周りはE257系そのままですね。 253系の大多数を占める0番台はボックスシートを改造した集団見合い式シートなので、何といってもリクライニングシートが快適です! 昨日からの旅の疲れが一気に出てきてか、乗車して少し経つとウトウトしてきちゃいました・・・。 そうしているうちに気がつくと列車は成田駅を通過して、成田空港に続く線路に乗り入れていました。 空港第2ビル駅でほとんどの乗客が下車して車内はガラガラに。 私は全区間乗り通すので終点の成田空港駅で下車します。 成田空港駅に到着し、帰りの列車までは時間があるので空港をブラブラしてみることにしました。 駅の改札を出ると早速セキュリティチェックがあります。 身分証明書の提示を求められて目的を聞かれた後、運転免許証を差し出して「空港見学です」と答えてセキュリティゲートは難なくパスしました。 その後は展望デッキに向かい少し飛行機の撮影をすることにしました。
展望デッキで飛行機の撮影をした後は成田空港駅に戻りました。 帰りは「成田エクスプレス14号」で東京に戻ります。
成田エクスプレス14号は0番台の車両でした。 車内はリクライニングしないシートですが「去り行く車両」に乗る今回の旅の目的を果たすためにはこれに乗らなくちゃダメですね。 定刻通りに成田空港駅を発車し、空港第2ビル駅からはスーツケースを携えた海外旅行帰りと思われる乗客のまとまった乗車がありました。 それでもこの時間帯だと乗車率は半分にも満たないほど車内はガラガラでした。 そこで気づいたんですが、車内の乗客はみんな進行方向向きのシートに座っていました。 成田エクスプレスの場合は進行方向向きのシートから優先的に発券されるシステムになっているんですね。 東京駅には1時間ほどで到着しました。 名残惜しいですが253系電車にここで別れを告げます。 もう253系0番台に乗ることはおそらくないでしょう。。 まだ正午をまわっておらず「旅はこれから!」って時ですが、土日きっぷを使った乗り鉄はここで終了となります。 前述したとおり午後は代々木で好きなアーティストの新曲イベントがあるためそれに参加してきます! (やっぱり「鉄離れ」が進んでるのかな?!) |
エピローグ | ||
最後はちょっとあっけなかったですが今回の旅はこれで終了しました。 今回の旅の目的は「去り行く列車」と「新しい列車」に乗ること。 『去り行く列車』とは489系「能登」と253系0番台「成田エクスプレス」。『新しい列車』とはE3系2000番台「つばさ」。 どちらも計画通りに乗ることができました。今回の旅もこれで満足です。 ただ、今回の旅行で使った「土日きっぷ」は「去り行くもの」となってしまったわけですね。 土日きっぷを使うのはこれで最後になってしまいました。 旅行記を書き終えた現在となっては、土日きっぷは残念ながら廃止されてしまいました・・・。 代わりに土日きっぷとほぼ同じフリーエリアで運賃のみ有効となった「ウイークエンドパス」が設定されましたが、特急券別購入で今回のルートで乗り鉄したら相当な額になりますよ。。 完全に改悪ですね。高速料金休日1000円の影響でJR各社は打撃を受けているみたいですから、今までみたいに「18,000円で新幹線や特急乗り放題!」みたいな大サービスは厳しくなっちゃったのでしょうか。それはそれで仕方ないって言っちゃ仕方ないですね。 それでも私は今までどおりの「土日きっぷ」が復活してくれることを願ってやみません。
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