このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

土日きっぷで特急三昧の旅(続き)

次は最終の特急いなほであつみ温泉に向かいます。「なぜこんな夜中から温泉に!?」と思う方もいるでしょう。寝台特急あけぼのに乗り継ぐためあつみ温泉に向かいます。

リニューアル車が充当されることを願いましたが、運悪く従来の485系でした。新潟の485系は転属してきたものも多いため、様々な座席のバリエーションがあります。さて、気になる座席は・・・。
車内に入ると、妙にズングリしたこの座席が装備されていました。東北新幹線の八戸延伸前、盛岡〜函館を結んでいた特急「はつかり」の指定席車両に装備されていた座席と同じものです。

座ってみると、悪いとは思いませんでしたが座り心地は微妙なところです。長時間乗車には不向きかもしれません。
様々な座席のバリエーションがある新潟の485系ですが、この座席はかなり少数派のようです。運がいいのか悪いのか・・・。
定刻通りに新潟を発車。仕事帰りのサラリーマンや新幹線からの乗り継ぎ客と思われる方が結構乗っていました。

後ほど車内を回ってみて分かったのですが、6号車にはR55系列のシート、指定席号車にはリニューアル車と同じシートが装備されていました。しかもグリーン車には新潟には1両しか存在していないレッグレスト付きの座席が装備されていたようです。こんな珍しい編成に当たってやっぱり運がよかったのか?!
新潟を出て20分ほどで新発田に到着。新潟から乗っていたサラリーマンの方もここで結構降りていきました。この時間帯の特急は通勤ライナーとしての役割も果たしているようです。

検札も済ませたので、新潟駅で買っておいた駅弁を食べてからくつろいでいました。
村上を発車すると車内の照明が一斉に落ちました。村上より先は交流電化となるので、電源切り替えのためのデッドセクションがあります。

乗りなれた方が多いためか、驚いていた乗客の方はいませんでした。
新潟から1時間半であつみ温泉に到着。私は去年の三連休パスの旅の時にきらきらうえつで同じルートを辿って車窓がきれいだったのを覚えていますが、今回は夜のため日本海を望むことはできませんでした。

次に乗るあけぼのが来るまでまだ時間がありますが、駅前には何もなく時刻も23時を廻っていたので、上りホームで待つことにしました。
何が何だか分からない写真ですが、あけぼのが入線してきました。(微妙に機関車と分かるでしょ・・・?)ブルートレインに乗るのはこれが初めてです。

あつみ温泉から乗車するのはどうやら私たちだけのようで、他にホームで待っていた乗客は見当たりませんでした。誰もいないホームから離れることができてとりあえず一安心・・・。
指定された寝台(ゴロンとシート)に荷物を置き、歯を磨いてから寝る支度をすることにしました。台車からの「カタンコトン」という心地よいジョイント音が響きます。

今日は疲れていたので、横になってからすぐ眠くなりぐっすりと眠ることが出来ました。
「おやすみなさ〜い!」

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