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東京見聞録  
2006年8月14日() 七日目   <宮崎から下関へ>


宮崎から下関へ>

 一週間に及んだ西日本の旅も今日が最終日。とは言ってもきょうは移動だけで、一日かけて実家の下関に帰ります。本当なら行きと同じように小林から高速バスで福岡へ行き、そこで高速バスを乗り継いで下関まで帰れば一番速くかつ安いのだけど、今回の旅は移動だけは贅沢に、という暗黙の掟があるので、わざわざ小林から宮崎まで出て、そこからJRの特急を乗り継いで下関に帰るという、時間も値段もかかる無謀なことをします。

 飛行機で東京に帰省するという幸君と一緒に、小林から宮崎へ行く高速バスに乗って宮崎駅まで。ここで幸君と別れて電車の時間まで宮崎駅の中をうろうろしてみました。昨日の市街地と同じで、宮崎駅は思っていたよりも大きく、内容も充実しています。そんな中、お土産屋であおかつ君から聞いていた「なんじゃこりゃ大福」を発見。でかい大福で、中にバナナとイチゴが入っている大福でした。1個からばら売りしていたけど、何となく買うのが恥ずかしかったので代わりに写真だけ。(というか写真だけ撮るほうが怪しいか。)


<宮崎駅>

<なんじゃこりゃ大福>

 そう言えば朝はあんまり食欲がなくて食べてなかったことに気付き、宮崎駅とその周辺で名物でも食べさせてくる店を探したものの、情報不足とまだ朝早いこともあって目ぼしい店が見つかりませんでした。ということで、駅構内にあったケンタッキーでツイスターのセット。これでツイスターに日向地鶏でも使われていたいいんだけど・・・と思ったけどそんなことがあるはずなく、普通のツイスターでした。そしてここで携帯からニュースを確認すると、何と東京23区で謎の大停電が起こっているらしいじゃない。びっくりびっくり。冷蔵庫の中のものは大丈夫だろうか。

 その後昼食用の駅弁「宮崎名物椎茸めし」なるものを買って(さっきケンタッキーで食べたばかりだけど、下関まで長いのよ)、12時3分発の別府行きにちりん14号に乗車。ここからまたまた長い移動の始まりです。


<特急にちりんに乗って別府まで>

<宮崎駅>

<特急にちりん>

<こっちは普通電車>

 もちろんメガネがないので電車内で本を読むこともできず、遠くの風景を眺めて過ごすしかありませんでした。しかし電車のすわり心地は快適。特に別府で乗り換えた白いソニックは普通車でも座席が革張りで、高級感が溢れています。すわり心地も何となく社長っぽい。JR九州は奇抜な電車を走らせることで有名ですが、これはいいね。

 椎茸めしはまあ椎茸めしでした。おいしいよ。椎茸の出汁がよく出ているご飯は好物です。


<椎茸めし>

<革張りのシート>

 ソニックは4時32分に小倉に到着し、小倉で普通電車に乗り換えて4時47分に下関に到着。これで今回の旅行は無事終了。一週間に及ぶ長い旅でしたが、特急・新幹線を使った移動だと身体的負担もそれほどなく、かなり楽できることがわかりました。やっぱり18切符は辛いよ。念願であった熊野古道にも行けたし、二年連続で宮崎にも行けたし、福岡で友達に会えたし、楽しい旅行でした。


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