ドイツ調査 9
2012年11月3日()・4日() 9日目・10日目 <ベルリン→フランクフルト→東京>


<大人しく帰国する>

 帰国日は5時半起床。カーテンを開けると満月に近い月と星が綺麗に出ていたので、2分間の露光で写真を撮りました。そしたら夜明け前なのに朝みたいな写真になってしまった。月が太陽のようです。ちょっとやりすぎたかな。


<ベルリンの夜明け>

<良いのか悪いのか結局分からない部屋だった>

 さっさと帰国の荷造りを済ませた後は朝食。あまり食欲は戻っていませんが、最後なのでライ麦パンとソーセージを申し訳程度に1本ほど。今食べておかないと、次にいつ食べられるか分かったもんじゃないので、胃の痛みを堪えつつソーセージを食べました。改めて写真を見ると、ゆで卵を置く容器を逆さにして使ってます。恥ずかし。朝なので頭がぼんやりしていたのか。


<ドイツのライ麦パンはおいしかった>

<本当にパンが豊富>

<ハムやチーズも豊富>

<最後の朝食>

 7時過ぎにチェックアウトし、ベルリン到着時にもアテンドで来た、自称「伝書鳩」のチャレンジK氏が到着。彼は空港でのチェックインで別れたので、初日と今回を合計しても実質1時間程度しか一緒にいませんでした。しかし彼が僕たちの残したインパクトは強烈で、2日間くらい一緒にいたような感じがします。探せば不思議な人はいるもんだと変な感心をしているところです。

 7時半にバスに乗り、一路テーゲル空港へ。20分程度で到着し、K氏のチャレンジが成功したからか(結局彼の言う「チャレンジ」というのが何なのか最後まで謎だったけど)スムーズにチェックインできました。テーゲル空港は比較的小さな空港で、来年3月にベルリンブランデンブルク空港が開港した際に閉港となることが決まっているそうです。ということは恐らく最初で最後のテーゲル空港の利用ということになります。


<テーゲル空港に到着>

<比較的小規模な空港>

 搭乗まで1時間以上も時間があったので、空港内のお土産屋を梯子して物色。K氏が言っていた「あそこのチョコレート屋は間違いない」という情報を鵜呑みにして、そのチョコレート屋で各所への御土産を買いました。帰国してから自分で食べてみても、確かにおいしかったので、間違いないという言葉は間違いなかったようです。


<間違いないというチョコレート屋>

<クリスマス用のパンであるシュトーレンが並ぶ>

 9時45分のルフトハンザ181便に乗ってフランクフルトへ。フランクフルトまでは1時間15分で、機内サービスでは無料でアルコールも出てきます。調子に乗って朝から赤ワインをいただいてしまうあたり、節制がありません。


<9時45分発のLH181便フランクフルト行きに搭乗>

<比較的小型の飛行機>

<3−3の座席配置>

<無料の赤ワインが出た>

 定刻の11時にフランクフルト国際空港に到着し、すぐに出国手続き。搭乗までの時間に土産屋でフランケンワインを買い、ゆったりとビールを飲みながら昼食でも・・・と思っていたら、ワインの物色に手間取ってしまってゆっくりと昼食を取る時間が全くなくなってしまいました。


<日本に戻る>

<制限エリア内>

<搭乗スポットまでが長い>

<帰りもA380>

 あまり時間がなかったので、昼食は搭乗スポットまで行く途中に見つけたマクドナルドで手をうつことに。ビックマックにしました。ドイツ最後の食事がビックマックだと思うと少し寂しくなりますが、時間がないから仕方がない。ビックマックは日本のものよりもふっくらとした印象です。でも味はほとんど変わらず。まあ、当たり前か。あと、ついでにマクドナルドで水を買っておくべきでした。ドイツは日本のようにそこかしこに自動販売機があるわけでもないし、砂糖の入っていないお茶もないので、水を買うだけでも売っている場所を見つけるのに結構苦労します。


<最後はマクドナルドになってしまった>

<ビックマックは日本よりもふわっとしている>

 ということでビックマックを平らげてから慌ただしく搭乗し、一路日本へ。1時45分発の便だったけれど、翌日からの行動に備えてすぐに日本時間(夜9時45分)に時計を合わせました。外は明るいのに夜10時前とは変な感じです。席は真ん中4列のさらに真ん中ということで、左右をブロックされたままの11時間はかなり辛いものがありましたが、隣が先生ではなかったのでトイレに行きやすかったのは助かった。

 アメイジングスパイダーマンを見つつ、昼食(というか夕食?)は和食(カツ丼)と洋食があったので、日本食が恋しくなっていた僕は迷わずカツ丼を選択しましたが、これが劇的にまずくてどうしようもありませんでした。小鉢の蕎麦も謎の色をしています。一番美味しかったのがビールとパンというやるせなさ。日本到着の2時間前には朝食が提供されましたが、こっちもびっくりする味でした。写真の緑色の物体は公園の草を食べているようだった。ここでも一番おいしかったのはパンです。ドイツ積み込みの機内食はおいしくないのだろうか。


<まずは白ワイン>

<昼食(夕食?)は劇的にまずいカツ丼>

<寝酒のブランデーをもらう>

<朝食も何だかんだでまずい>

 日付が変わって4日日曜日の午前8時半、定刻に成田空港に到着。機内で上手い具合に寝られなかったので。めちゃくちゃな寝不足のまま日本に戻ってきてしまいました。さくっと帰国手続きと税関を通過して解散。何はともあれ、大きな事件もなく皆無事に帰国できてよかった。


<こう見るとやっぱり巨大なA380>

<日本は日曜日の朝だった>

 どこでもお茶とおにぎりが手に入る状況に感謝しつつ、梅をおかかのおにぎりを食べ、9時40分の吉祥寺行きリムジンバスに乗って一路吉祥寺へ。時刻表では吉祥寺まで2時間となっていましたが、日曜日の午前中ということもあってか、11時には吉祥寺に到着しました。成田エクスプレスを使うと新宿乗り換えで2時間近くかかるので、料金が同じならバスの方が良いかもしれません。もちろん、特に時間の心配がない帰国時限定の話ですが。

 ということで10日間のドイツ調査も無事終了。ドイツ料理に胃をやられて大変でしたが、初めてのドイツは本当に良いところだったので、今度はプライベートでじっくり観光したいと思います。


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