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3日目(2006年2月6日) <東京都庁・深川散策・両国でちゃんこ>

<麺屋武蔵>

 昨日は早く寝たので(それでも深夜1時だったけども。。)、9時という早い時間に起きることができました。昨日の反省を生かして、今日は朝から活動しようと結果であります。が、9時に起きて何をしたかと言えば、トクダネやなるともを見たり、教祖はブログを更新したり、挙句の果てには昨日買ってきたサワーを飲んだり。朝から飲んでしまったよ。。そんなわけで、結局家を出たのは12時前。

 今日最初の目的地は、東京都庁の展望台。都庁のに行く前に、何か昼食を、ということになったので、恐らく日本で一番有名なラーメン屋であろう「麺屋武蔵」へ行くことにしました。麺屋武蔵と言えば、僕は過去二回行ったことがあります。しかししかし、僕にとってはどうしても好きになれないラーメンなのです。今日はもしかしたらおいしく感じられるかも・・・という淡い期待を期待を抱いて行くことに。三度目の正直を目指します。もしかしたら「二度あることは三度ある」になるかもしれないけど。。

 新宿駅西口を降りて小滝橋通りを少し行くと麺屋武蔵。一時期は1時間半待ちが当たり前の行列が出来ていたものの、今日はそれほど混んでいない様子。ラーメンブームがようやく落ちついたということでしょうか。とはいっても、それでも20分くらい待たされたのでした。

 券売機で「あじたまらー麺(こってり)」と「豚めし」を購入。右下の写真を見てください。何と、「豚めし」の整理券番号が「44444」というぞろ目でした!これは何となく気分がいい。いいことがあるかも・・・なんて浮かれていたのですが、重大なことに気付きました。おれは肉を食べてはいけなかった・・・!それをすっかり忘れて、「豚めし」なんて注文してしまったよ・・・。あうあう。

 頼んでしまったものは仕方がない。残すなんてことはもっての他なので、有難く食べることにしました。「豚めし」はご飯の上に味付け細切れチャーシューが乗っていて、おいしかった。というか、久しぶりに豚肉を食べて、「う〜ま〜い〜」でした。久しぶりに肉を食べるとおいしく感じられますね。

 肝心のラーメンの方も、今日はおいしかった。3回目にしてようやく麺屋武蔵のよさがちょっとわかったかもしれません。まぁ僕自身がこういった醤油魚介系のスープに慣れてきた、ってのもあると思うけど。教祖は満足してくれたかしら?


<麺屋武蔵>
 
<ぞろ目の券>

<豚めし>

<あじたまら〜麺>

<都庁に上る>

 ラーメンである程度満足し、都庁へ。ゼミの関係で最近は都庁にちょくちょく行っているものの、展望台に上るのはかなり久しぶりです。都庁には南・北の二つの展望台があって、なおかつどちらも無料ときているのでお得です。さすが行政。金を取らないなんて偉い。北展望台・南展望台の両方に上って景色を見てきました。

 まぁタダだからっていうのもあるけど、六本木ヒルズやサンシャインに比べると、展望室とその景色には若干の物足りなさも感じます。でもこれは行政サービスだからね。仕方がないのかも。

 今日は曇り空だったので、景色はいまいち。富士山どころか、ランドマークタワーも見ることができません。まぁ、これも仕方がない。


<東京都庁>
 
<都庁南展望台>

<新宿高層ビル群を眺める>

<六本木ヒルズ方面>

<下町深川散歩>

 次に向かったのは、江東区深川。先日の月島・佃に続き、「古き良き東京(江戸)散策ツアー第二段」です。深川は僕も初めて。深川の最寄り駅は大江戸線・半蔵門線の「清澄白川駅」なのですが、この駅は新しく、つい最近までは交通の便が非常に悪かったらしいです。大江戸線が出来たことに感謝。。ということで、大江戸線都庁前から一本で清澄白川へ。都庁から深川まで直通なんて、便利な時代になったもんだ。

 深川について向かったのは「深川江戸資料館」。資料館に向かう通りは、「江戸資料館通り」と名付けられていて、由緒ある寺社や昔ながらの御土産屋が軒を連ねていました。公衆便所が昔風なのにも驚いた。


<公衆便所が昔風>
 
<面白い店も発見>

 深川江戸資料館に到着。観覧料300円払って内部へ。メインの展示室では江戸時代の深川が再現されていて、その街を歩けるので面白いです。展示してある家具の中には当時本当に使われていたものもあって、なかなか見ごたえがあります。しかも朝・昼・晩・夜中と照明が変わっていくという懲り様でした。


<江戸深川資料館入り口>
 
<ジオラマを上から>

<蔵は当時の作り方で再現>

<長屋の様子>

<天ぷらの屋台>

<街並み>

 ジオラマを見たあとは、ビデオで深川のお勉強。深川は材木の積み出しでも有名だったみたいです。「木場」という地名があって、そこで材木積み出しを行っていたと。新木場という地名は、新たな材木積み出し場ということだったんですね。

<芭蕉とのらくろ>

 資料館見物後、清澄通りを歩いて芭蕉稲荷へ。途中、江戸時代に材木の積み出しが行われていたという小名木川という川を渡ります。今では水上バスが行き来する重要な河川に変わっていました。


<小名木川>

 そして芭蕉稲荷。ここはかの松尾芭蕉の邸宅跡と言われているらしいです。(実際のところはどこに住んでいたか、正確にはわからないみたいですが。)芭蕉はここから奥の細道の旅に出かけたと言われています。稲荷内には「草の戸も 住替る代ぞ ひなの家」という、奥の細道最初の句の石碑も。。

 場所稲荷から目と鼻の先、、隅田川と小名木川が合流する地点に、松尾芭蕉の銅像があります。ここからの眺めはよくて、隅田川を見つめながら松尾芭蕉が思案しているようにも見えます。こういう風景を見ていたのなら、何か句を詠みたくなるのも分かる気がしますね。(自分は詠まないけど)

 で、隅田川沿いに少し歩くと芭蕉記念館というところがあったのですが、月曜休館で入ることあたわず。芭蕉記念館はまた次の機会に。


<芭蕉稲荷>
 
<隅田川を見つめる松尾芭蕉>

 清澄通りに戻って、さらに北上。すると高橋商店街というところに到着。ここの商店街は通称「のらくろーど」と言うらしく、前面にのらくろを押し出しています。服屋のシャッターにものらくろが描かれているし、接骨院の窓に描かれているのものらくろ。お菓子屋ではのらくろ飴まで売っている。とにかく、商店街のどこもかしこものらくろだらけ。この街にのらくろの作者である田川水泡が住んでいたから、ということでこうなったらしいですが、本当にのらくろだらけなので驚きます。時間の関係で田川水泡記念館(のらくろ館)の見物はできなかったけれど、商店街を歩くだけでものらくろを堪能できました。右を見ても左を見ても、果ては上を見てものらくろだらけなんだから。ここまで徹底している高橋商店街に敬意を表します。


<高橋商店街入り口>
 
<商店街にあるのらくろ>

<両国でちゃんこを食べる>

 下町をぶらぶらと散歩していたら、日が暮れて来ました。そろそろ夕食の時間。夕食はちゃんこを食べようということになって、歩いて両国へ。国技館や江戸東京博物館を見つつ、ちゃんこ屋を物色。最初は元大関の霧島がやっているちゃんこ屋へ行こうとしてみるも、ちょっと値段が高いので断念。そこで高架下の居酒屋を数件見て、コストパフォーマンス重視でとある店(名前忘れた)へ。

 そこでビールを飲みつつ、つみれちゃんこを。僕もちゃんこ食べるの初めてだったのですが、なかなか栄養がありそうでいいですね。ちょっと濃い目の鶏がらスープに鰯のつみれ・様々な野菜。普通に食べる分には栄養価が高くてバランスがいいから、健康によさそうです。ただ、相撲取りのように吐くまで食べるとなるとねぇ・・・。かなり萎える。

 下の写真は二人前です。二人前なのにかなりの量があって、かなり腹が膨れました。おいしかったし、満足満足。


<つみれ・野菜ちゃんこ>
 
<〆は雑炊>

<オールナイツ> 

 両国でちゃんこを食べ終えたのが8時前。腹はかなり膨れたものの、酒が足りない(気がする)!ので、吉祥寺に戻って飲みなおすことに。両国から吉祥寺までは総武線で一本。東京は本当に便利なところです。

 電車内での30分をほぼ寝て過ごし、吉祥寺着。時刻は9時前。おとなしく二次会をするということで、坐和民へ。・・・入ったのはよかったものの、全然おとなしくありませんでした。最初はしっくり飲んでいたはずだった、最初は。が、指数関数的に酒のペースが上がっていってしまった。教祖は焼酎のロックを何杯飲んだかわかりません。僕もホッピーと甘いカクテルを何杯飲んだかわかりません。食べ物ほとんど頼んでないのに、お会計が1万5千円にもなってしまったのだから。両国で「ここの店は若干高い」って言って、店選びしたのは一体何だったんだ!と思わざるを得ませんよ。。

 酔っ払って気分がよくなると、かけたくなるのは電話。教祖も同じだったらしく、yne、ののの二人に電話をかけまくってしまいました。酔っ払いの戯言に長々と付き合ってくれた二人、ほんとありがとう。そしてすみませんでしたm(_ _)m。

 というか、会話の内容の半分が「ハゲ」に関する熱い議論だったような気がします。真の意味で不毛だ、不毛。教祖は「禿げたらみんなでイタリア行こう!イタリアは禿が持てるっ!」って持論を展開してくれて、僕もそのときはかなり納得しました。が、よく考えたら格好いい禿と格好悪い禿がいるわけで、明らかに自分は後者だと思うのです。髪があってなんぼ。イタリアで禿がもてるのは、禿げても格好いい人が多いのではないかと。それだったらイタリアに行っても、結局禿げは禿げなのでは・・・?何て思いました。というか、教祖はイタリアに拘っていたけど、スイスやフランスじゃだめんかね?まぁ一番重要なことは、今できる努力をしろ、ということですな。

 というように、飲んで騒いでいる割には、なぜか会話の内容が後ろ向きだったのであります。まぁ、それでも楽しかったのでよしよし。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 気がつけば時刻は午前1時。いつの間にやら、午前様です。先述のように二人飲んだとは思えない料金を払って外に出ると、一面の雪。雪が積もっている。歩いて帰るのも危ない気がしたので、カラオケに行くことに。近くのカラオケ館で5時までのフリータイムで歌い放題してきました。

 ここでもなぜかビールを3杯近くも飲みながらカラオケ。アルコールで声がかすれる中、歌いまくってきました。気の置けない教祖とのカラオケなので、お互い相手の知らないような好きな歌を入れまくり。教祖が歌ったのは半分以上中国・韓国の歌、そしてたまに軍歌。。さすが、アジアをまたにかける教祖。しかし、その歌の内容は全く分からず。

 僕のほうもみんなの歌を歌ったり、合唱曲の「怪獣のバラード」を歌ったり。怪獣のバラードは教祖と二人で合唱。


<中国の歌。どういう意味??>

 喉がかすれるまで歌って、5時終了。その後ちょっと小腹がすいたので、24時間やっている近くのラーメン屋へ。教祖はここでもビールを頼んだのでありました。あやうく僕の分まで頼まれそうになったので、それだけは阻止。もう飲めん。しかし、最終的になぜか教祖の注文したビールを3分の1くらい飲まされたのでありました。。

 ラーメンを食べて、電車で帰宅。東京で雪が積もっているという現場に出くわすことができて、教祖にも楽しんでいただけたかなぁと思います。


<雪の玉川上水>

 6時半帰宅。長い一日はこうして終了。

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モドル

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