このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


一日目(前編) 夜行列車の出発。羽越本線。バスで月山8合目まで


今回も夜行列車からの旅立ちでした。画像が多いため、一日目(月山登山)を前編・後編に二日目(山形ぶらり旅)の3ページに分けました。いろいろ見所がおおい今回の旅でした。


8月25日晩 今日の用事を終えたあと、ちょっと家で休み新宿駅に向かった。
今回の旅は登山のほかに、テントを張ってキャンプすることも含んでいた。いずれも始めてである。
そういうわけで、テント・寝袋・軽い食料・食器・水等など今までかつて無いほどの荷物の装備での旅立ちだ。
今回の旅のメインは月山登山だ。

けど、夜行列車の旅立ちなので、寝不足の体調不良の場合も考慮してた。とりあえず月山8合目までバスの出てる鶴岡駅を目指す。
ようするに、寝不足でしんどかったら最初の一日目はとりあえずテントを張って寝るだけにして、登山は2日目に持ち越す予定も立てていた。
とりあえず、鶴岡駅についてからの体調次第によって登山を次の日にするかすぐ登るかを決めようと思う。

荷物を背負い、夜の新宿駅に向かう。23時9分発の新潟行きムーンライトえちごに乗り込むのだ。



快速ムーンライトえちご新潟行き
新宿23時9分発〜新潟4時51分着


485系に変わったムーンライトえちご。

新宿駅7番線ホームにムーンライトえちごが到着する。本日の指定席券はもう完売御礼のようだ。
このムーンライトえちごは深夜の上越国境を越えて、明け方に新潟駅に到着する快速夜行である。ゆえに18切符でも乗車可能だ。
早速乗り込み、自分の座席指定の席に座る。荷物はなんとか上の荷台に乗せることができた。
しばらくして、発車ベルとともに発車する。夜の新宿のネオン街を後にして夜の町を静かに走っていく。
発車間際は結構皆わいわい騒いでにぎやかだったのだが、しばらくすると段段と車内も静まり返ってくる。

0時48分高崎駅到着。ここで25分停車する。発車時刻は1時13分だ。ちなみに時刻変更の停車駅はこの高崎である。


急行能登と顔合わせの写真。急行能登が先行する。

高崎にて、金沢行きの急行能登が隣ホームに後からやってくる。ここで急行能登が我がMLえちごを追い抜いていく。
ちなみにこのツーショットの写真をとっている鉄道ファンが数人いた。当然私もこうして写真を撮ったのだ(笑

急行能登が先行した後、ムーンライトえちごは数分後に発車。あとは長岡まで停車駅は無しだ。
ここから上越線に入り、深夜の上越国境を駆け抜けていく。


真夜中の越後湯沢駅。ムーンライトえちごは静かに運転停車で息を整える。

長岡まで停車駅なしだが、水上・越後湯沢の駅にて乗務員交代・車両点検などの運転停車があって数分間静かに停車する。
運転停車のための停車なので、ここで下車することはできない。
越後湯沢までなかなか眠ることができず、気づいたら上越国境を越えて越後湯沢の駅に運転停車していた。

越後湯沢を発車したあと、ようやく眠気が襲ってきていつのまにか眠りについていた。
長岡駅到着のアナウンスでちょっと目が覚めてしまうが、その後もうとうと寝ていたりしていた。そのうちにいつのまにか新潟駅に到着していく。


夜明けの新潟駅。隣ホームに村上行きの快速列車が停車している。

眠い目をこすりつつ、隣ホームの羽越本線の村上行きの快速列車に早速乗り込む。
村上から酒田行き普通列車にまた乗り換えて鶴岡駅につくのは7時38分の到着になる。
とりあえずそこまでは列車乗車の旅の続きである。


羽越本線快速列車村上行き
新潟4時57分発〜村上5時50分着
羽越本線普通列車酒田行き
村上5時59分発〜鶴岡7時38分着

新潟駅から乗り換えた村上行きのこの快速列車は全車ロングシートである。
まあなんとも、旅をするのに向かない列車である。


羽越本線新潟〜村上間の車窓風景


羽越本線の車窓は新潟を出ると、まもなく阿賀野川が見えてくる。
段々と太陽が昇ってくる。田園風景からの朝日が見えてくる。
けど、サスガに眠くって写真をなんとか撮るのがやっとの状態。うつらうつらしているうちに村上に到着していく。


日本海を隣接して走っていく。

村上から先の羽越本線の車窓はなんといっても日本海だ。
天気も良く、青く輝いた海が見えてくる。
けど、写真を撮った後また眠りの世界に落ちていってしまった。


ふと目がさめると、庄内平野の田園風景が見えてきていた。
そろそろまもなく、鶴岡駅に到着だ。
夜行列車から寝たり起きたりの繰り返しだったが、体の疲れはさほど感じない。
これならなんとか、すぐに月山8合目にむかっても大丈夫だ!。天気のいいうちに登ったほうがいいだろう。
車内は地元の学生で一杯だったのだが、大きい荷物を背負って鶴岡駅に下車する。



鶴岡駅から降りて左手にちょっと行った所にすぐバス停がある。
そこで月山行きのバスがあるのだ。
月山8合目までは、羽黒山頂行きのバスにのりそこから月山8合目行きに接続している。
8時ちょっと前に羽黒山頂行きのバスがくるので、早速乗り込む。


割と年配の人が多いようだ。

鶴岡駅から羽黒山頂までは約1時間くらいで到着する。それまでバスから風景を見ながらゆっくりする。
国道からずっと羽黒山頂方面へと進んでいく。


羽黒山に入ると当然山道を進んでいく。

羽黒山に近くなると、羽黒山の解説をした車内アナウンスが流れてくる。
羽黒山は五重の塔がある。それが結構歴史深いようだ。
そんな中、国民休暇村を抜けて羽黒山頂へと到着していく。
今日の宿泊はこの羽黒国民休暇村でテントを張って宿泊する予定なのだ。


羽黒山頂に到着。時刻は大体9時頃。

この羽黒山、標高は414Mである。出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)のひとつである。
ちなみに羽黒の地名の由来は、出羽三山開祖である蜂子皇子をこの地に導いた烏の羽色にちなんだという。(出羽三山ガイド一部抜粋)
国宝五重塔のほかに、三神合祭殿・2446の石段と天然記念物の杉並木が見所のこの羽黒山である。
まあ、今回の旅のメインは月山登山だ。この羽黒山観光はまた次の機会にでもしよう。

とりあえずはそんな中、こんどは月山8合目行きのバスが来るのでそれに乗り込む。


庄内平野を一望。その先には日本海が。。

羽黒山を後にしたバスはどんどんと高度を上げて登っていく。
それにしても、狭い山道を走っていくこと。サスガに自分で運転していくには辛そうである。
根気良くバスは山道をこなしていくと、パッと庄内平野を一望できる高さまで登っていく。その先には日本海も見える。


かなり高所まで来た。空気感も違ってくる。

さらにバスはどんどんと坂道を登っていく。
乗客も景色にくぎ付けだが、まあこれはまだ序の口にすぎない。8合目から先はもっと絶景が待っているのだ。

羽黒山頂からまた一時間ほどで月山8合目に到着。これから先は雲上の大地を散歩できるのだ。



月山登山(後編)月山8合目〜弥陀ヶ原〜月山山頂の展望へ
月山登山・山形の旅の表紙へ。


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