このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
一日目(後編)月山8合目〜弥陀ヶ原〜月山山頂の展望へ
月山山頂からの風景。壮大な雲海が広がる。
前編からの続きです。月山8合目から弥陀ヶ原。月山登山道を登って山頂まで。約2時間くらいの登山でした。弥陀ヶ原の広々した湿原や途中の絶景。山頂の雲海は本当に見事でした。その風景をお楽しみください。
バスで8合目まで登って、これからこの月山の山を登山する。
とりあえず、荷物を背負っての登山はちょっときついので荷物を8合目の月山レストハウスに預けておく。
身軽になった所で、この天空の大地を散歩することに。。本当に楽しみである。
弥陀ヶ原に続く木道
8合目レストハウスからすぐの所。2手に分かれた木道を右に進んで歩いていく。
まず最初のルートはこの木道を通って弥陀ヶ原に向かって歩いていく。
穏やかな湿原が広がる。
周りはこのような穏やかな湿原が広がる道を歩いていく。
心地よい日差しと回りは優しい風に吹かれて草々が揺れ動いている。
本当に歩いているだけで、気持ちが穏やかになりとても心地のよい感じだ・・・・。
左 弥陀ヶ原の湿原 右 弥陀ヶ原の池糖
木道を10数分歩いていると、弥陀ヶ原に到着する。
この弥陀ヶ原周辺はこのような木道が4方に広がりいろんな角度からこの弥陀ヶ原の湿原を散歩できるようになっている。
池糖がとても綺麗だ、、。この弥陀ヶ原周辺の木道は一周約40分だと言われている。
とりあえず私は山頂まで行かなくてはならないので、そのまま弥陀ヶ原を後にして歩くこととしよう。
ちなみに弥陀ヶ原のあるはずれまで来ると鳥海山が一望できるという。
木道から石道へと変わっていく。
弥陀ヶ原からいろは四十八沼を抜けて石の道へと変わっていく。
ここの道もよく設備されていて、結構歩きやすい。
けど歩いていくうちに、段々と穏やかな上り坂から急な上り坂へと変わっていく道もある。
そんな中根気よく歩いていく。ふと後ろを振り返ると。
さっきまでいた弥陀ヶ原が一望できる。
弥陀ヶ原には複数の池糖が見所だ。
7月の始めくらいには、ニッコウキスゲが咲き乱れると言う。
そして、どんどんと坂道を登っていく。急な坂もあり息も切れてくる。
所々深呼吸しながら坂道を根気良くこなしていくのだ。。。。
森林に覆われた山々の中を歩いていく。
登山の途中で何人かとすれ違うわけだが、みんな「こんにちは〜」と挨拶を交わしていく。
こういう人との触れ合いもより登山をいっそう楽しくさせてくれる。
本当に自然と人との触れ合いができるひと時である。
仏生池小屋に到着。
ちょうど一時間くらい歩いただろうか・・。仏生池小屋に到着した。
山頂まで後また一時間くらいだろうか。。。
ちなみにこの仏生池小屋で水を購入できる。ただ、ものすごく高い。500Mペットのミネラルウオータが500円とは・・・。
けど、水分補給しなくてはいけない状況ならしょうがないだろう。山の水がいかに貴重かわかる。。。
この仏生池小屋から先オモワシ山の裾を越えて、「行者返し」と呼ばれる急な坂を越えていく。
その先を越えると、辺りの見晴らしも違ってくる。
あとオモワシ山手前では山岳宗教の霊場でもあり、山伏姿の信者の人たちもいるようだ。
実際僕も、歩いている途中に白衣装の人たちとすれ違ったし・・・・。
さて、またまた根気良く歩いき山頂近くまで来るとまた木道が続いた道になる。
その付近の見所の絶景ポイントがひとつ。
これがその風景。雨告山・朝日村(?)を一望できる。
その雄大さは本当に圧巻である。ここでパノラマ写真を取っていた中年の人を見かけた。
さて、ここからはあと山頂までもうすぐだ!。
残りの道を深呼吸しつつ歩き始める。そのうちに。。。。
ようやく山頂に到着した。登頂成功!!
十数分後に山頂に到着した。疲れたがやはり達成感があった瞬間であった。(笑
そしてその山頂からの風景は・・・・・・・。
月山山頂の雲海。まさに圧巻!!!。
これほどの雲海を間近にみたのは初めてかもしれない。
まさに空に浮かぶ天空の大地と言った感じだろうな。
しばらくこの天空の大地を散歩した後、お腹がすいたので山頂小屋にて昼食することに。
昼食を取った後、しばらくうつらうつら寝てしまっていたのであった。やはり夜行列車の後の登山はこたえたようだ。
この月山山頂にて、月山神社がある。そこに少しよってみることに。ちなみにここは撮影禁止だ。
この月山神社にて、ご祈祷料を払って、神官がお祓いをしてくれるのだ。僕もお祓いをしてもらうことに。
さて、山頂にて時間をつぶしていたらいつのまにか午後2時を過ぎていた。
月山8合目から帰りの国民休暇村に行く最終バス(羽黒山頂行き)の時刻が午後4時くらいだ。
そろそろ戻らないと間に合わない。そういうわけでこの月山山頂を後にして帰るのだが。
肉眼でこれほど近く厚い雲が目の前に。
帰りの山頂付近にて。。雲の位置がこちらに近くなってきていて目の前に厚い雲が近づいていた。
これほど目の前に近く、空に浮かぶ雲が見えるとは。。。。
この雄大な風景を後にして、下り坂をこなしていく。
上りほどは時間がかからなかったが、ようやくまた8合目駐車場に到着。
荷物を返却してもらい、しばらくの休憩のあと帰りのバスに乗り込むことに。
今日の宿は、羽黒国民休暇むらにてテントを張っての宿泊である。
練習はしたが、正直自分ひとりでテントを張れるか不安だった(w
この国民休暇村は羽黒山ゲレンデスキー場がある所。そこのベース部分にテントを張れる(千円ちょっとで)
当然ホテルもあり、温泉もある。テントを張った後に早速温泉に入ることに。
温泉につかって、一日の疲れを取る。自然と人と触れ合うことができてまじで充実した一日であった。
そのおかげで、その日はすぐに眠ってしまった。
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