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1月14日 吹雪の新潟八海山への旅(前編)




今回の旅は、兄貴と一緒に出かける事になった。兄貴も雪景色を久々に見てみたいようだ。
今回のメインは新潟の八海山。八海山へは上越線の六日町駅からバスが出ている。
この八海山もロープウェイがあって、雪山観光ができる。
ちょっと行き先を広げて、より色々回ろうという事でムーンライトえちごを利用しての旅となった。
・・兄貴と新宿駅7番線ホームで待ち合わせだ。この日兄貴は用事で出かけていたとの事だ。



快速ムーンライトえちご新潟行き
新宿23時9分発〜新潟4時51分着


今日は新潟色の485系の車両だ。

兄貴はこのムーンライトえちごに乗車するのは初めてだという。ながらには1回乗った事あるみたいだ。
この新潟色の485系MLえちごは、2004年の月山の旅に行った時に当たった事がある。
新潟ではこの色の485系は快速くびきの号で利用されている。
・・乗り心地の方は、普段の485系MLえちごの方が良いような気が多少するような・・・。

去年の末に天神平行った時のMLえちごは乗車率4割ほどだったが、今日はほぼ満席状態みたいだ。
・・とはいっても、今日の指定券も前日くらいに取ったんだけど。。

新宿駅を発車してからすぐに兄貴は寝てしまったのだが、私は案の定眠れない。
高崎に12時47分に到着して、私は外の空気を吸いに駅ホームへと降りた。


急行能登号金沢行き。

MLえちごに乗った時に、この金沢行きの急行能登がこの高崎駅で顔合わせとなるので必ず見に行くのだが。。
・・今日はなんだか鉄っちゃんも多くて、MLえちごと能登号がなるぶ写真を取る人が多かった。


急行能登号のラウンジ車両と普通指定席客室内の様子。

能登号も高崎駅で数分停車しているので、ちょっとその隙に入って写真を取る事に。
ご覧の通り、がらがらであった。ラウンジ車両の椅子で寝転んでいる人も見かけた。
18切符期間以外で、北陸方面を旅するのに利用してみたい。

高崎駅を発車した後に、兄貴がふと目を覚ましたようだ。
長岡駅到着まで兄貴としゃべっていた。長岡を過ぎた辺りから2人ともうとうとしかけていた。
ふと気付くと新潟駅に到着していた。



信越本線普通長岡行き
新潟5時18分発〜長岡6時31分着
上越線普通水上行き
長岡6時36分発〜越後湯沢7時50分着
上越線普通7時59分発〜六日町8時21分着

さて、新潟からまた来た道を戻る形で六日町まで向かうのだが。。
六日町から八海山へのバスの始発が8時30分である。
7時31分に六日町に着く事ができるが、1時間以上この六日町駅で待たなくてはならない。
・・なので、湯沢まで行ってまた下り線に乗って時間を潰すって訳だ。
六日町駅にこの時間からやっている喫茶店みたいのがあれば、そこに入って時間を潰すのだが。。
六日町駅周辺の施設は解らないので、六日町駅に8時21分に着くルートを選択した。
寒い駅に1時間も待つのも苦痛以外何物でもないし。。

六日町駅から八海山行きの始発バスに乗るためにMLえちごを利用して来たという訳だ。


7時51分に越後湯沢駅に到着。

越後湯沢まで兄貴は夢の中だったようだ。私は所々でうとうとはするが眠れない。
越後湯沢で乗換えで定時通り8時21分に六日町駅に着いた。

六日町駅では雪がちらちらと降っていた。
やはり寒さもハンパではない。早速バス乗り場に向かいバスに乗ることにする。


バスの中はスノボー八海山に向かう人が数名乗っていた。
六日町駅から八海山までのバス料金は一人410円である。
六日町駅から八海山スキー場までは約30分である。


スキー場方面に向かって走っていくと、周りの雪も深くなってくる。
雪の降りもだんだんと激しくなってくる。


八海山スキー場駐車場に到着した。空は曇っていて雪が降っている。
・・とりあえずロープウェイに乗ることは出切るか聞いてみる。運行はしているようだ。


・・天気が天気なだけに、私らのような雪山観光の客は私達だけのようだ。
後はスキースノボーのお客ばかりだ。っていうかこれが本当のスキー場の姿なのかも知れないのだけど。
リフト乗り場は長蛇の列が出来ていた。とりあえず折角だから私等も登ろうと思い並ぶ事に。


リフト乗り場から見る八海山スキー場である。
ここのスキー場の雪質も結構良いみたいだ。


八海山ロープウェイからの展望。

満員のロープウェイに乗り込む。ロープウェイは往復で一人1800円だ。


リフトを降りると寒さも下と違う。
吹雪いていて視界が悪いだろうから、スキーやスノボーの人たちは気をつけないとならない。


さて、外に出てみると・・。いきなりこんなような風景が出迎えてくれた。
吹雪で前が真っ白なんだが。。寒さもハンパでは無い!!。手が凍りつくようだ。

・・だが、こんな中でもスキーやスノボーの人は元気良く滑っている。


しかし、このような吹雪の中の樹氷もある種の芸術なような気もする。
こんな所で遭難などしたら、死あるのみだ!!(爆)


こんな中でも勾配のでこぼこした道を滑っていくスノボーのオニイサンも。
いやいや・・チャレンジャーですなぁ。やはり若いん・・・だろうなw。


この様な寒さにも負けないスキーヤーの人たちとは逆に私らは寒さで凍えていた。
手も悴んでいう事を聞かない・・。そろそろ寒さにも耐え切れそうも無いのでリフトを降りる。
もっと晴れ渡っていれば、遠くの雪山も眺める事も出来たのだが。。
ま、吹雪のスキー場の景色を見る旅も経験のうちの一つという事で・・。(笑)


殆どコースの下のほうも見えないようなぁ・・。
こんな中でのスキー・スノボーも恐い気もする。
遭難もさることながら、視界が悪いのでぶつかったりもしないだろうか。。


下りのロープウェイにて。。

下りのロープウェイから下を見下ろすと、スキーヤー達の滑っている様子がわかる。
勢い良く滑る人もいれば、ぎこちない滑り方の人もいる。腕の差がやはり出るようだ。
私はスキーで骨折経験があるので、多分恐怖でぎこちない滑り方になるだろうけど。。

下りのロープウェイのスタッフさんと少しお話もした。冬の時期も冬山観光の人も結構いるという。
「今日は曇っていて残念でしたね〜」とスタッフさん。また夏辺りにも来てみたい。

さて、駐車場に戻ると六日町行きのバスが出ているようだ。乗ることにする。
再び六日町駅に戻ってきたのは、10時半頃だった。



上越線普通越後湯沢行き
六日町10時50分発〜越後湯沢11時12分着

この越後湯沢行きの普通列車は、土曜・休日に運行される臨時列車らしい。
越後湯沢に11時12分に着くので、そこで後は温泉に入ってゆっくりする事にする。


上越国際スキー場前駅

朝7時半頃ここを通過した時は、割と晴れていたのだがここも吹雪いている。
ここのスキーヤの人たちも、滑走には気をつけねばならんだろう。

越後湯沢駅で昼食を取り、コマサクの湯に入り休憩室で横たわっていた。
そうこうしているうちに、しばらくうとうとと眠ってしまっていた。


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