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信州の旅2日目後編 白馬から新潟県小出までの普通列車の旅。


さて、2日目前編からの続きです。ながらンチョさんとお別れして、白馬を後にして南小谷。そして糸魚川。北陸本線で直江津・新井まで向かいました。新井でちょっと観光しようと思って下車したのですが殆ど何も無し。。(^-^;。そして新井から以前から乗ってみたかった乗り得列車「くびき野」に乗って長岡まで。長岡から小出までというルートの普通列車の旅でした。この日の後半は殆ど移動主体に費やしてしまいました。


大糸線普通列車南小谷行き
白馬12時42分発〜南小谷13時1分着

白馬から南小谷までは約20分であるが、その少しの間でも写真を撮っていた。
以前冬に大糸線に乗車した時も、この辺の車窓は見事な物であった。


白馬〜南小谷の車窓。


左・・・白馬大池駅                     右・・・千国駅

定時通り、南小谷駅に13時1分に到着する。
次の糸魚川行きの普通列車は13時33分である。
それまでの約30分間。南小谷駅で待つことになる。


南小谷駅にて。JR西日本とJR東日本の境界線となる駅だ。

南小谷で丁度、特急あずさ号と大糸線普通列車南小谷行き、大糸線普通列車松本行きの3つの車両が並ぶ所を見ることが出来た。
JR東日本の車両と、JR西日本の車両を同時に見ることの出来る瞬間だ。
ちょっと時間があるので、駅の外まで出て見ることにした。


南小谷駅。待合室と駅舎。

南小谷駅に降り立ったことは何度かあるのだが、駅前はバス停があるだけで殆ど何も無い。
ぽつりぽつりと食堂やちょっとしたお店があるだけだ。
歩いて観光するような所は特になにも無いこの駅である。
だが、栂池高原へのバスがあるのでそこへのアクセスの入り口となる駅だろう。

列車の発車時刻が近づくにつれて、駅内も人が多くなってくるのだ。
そろそろ、糸魚川行きの列車の発車時刻が近づいてきたので列車に戻ることにする。
もちろん糸魚川行きの列車が到着した時に、進行方向窓側の席をキープして荷物を置いておいたのだ。(笑)。
この1車両の糸魚川行きの列車は、結構混雑するのだ。
私がこの列車に乗る時は然程たいした事無い乗車率なのだが、込む時は車内がギツギツになるほどのすし詰め状態になるという。
この日も、立客が出ないほどの乗車率だった。

大糸線普通列車糸魚川行き
南小谷13時33分〜糸魚川14時25分着


大糸線南小谷〜北小谷

大糸線の南小谷以北の車窓のポイントは、やはり姫川だろう。
穏やかに流れる川の車窓を、しばらくの間楽しめる。


大糸線小滝〜根知

糸魚川行きの列車に乗って約40分・・。
根知に近くなってくると、車窓は緑豊かな田園風景が見えてきた。

車窓と関係ないが、この糸魚川〜南小谷間の車両はトイレが付いてないのだ。
だから、飲食はこの車両は控えなくてはならない。
特に私は自律神経失調症なので、トイレの無い車両とかには特に注意が必要なのだ(^-^;

特にトイレの無い夜行バス等には絶対に乗れないのである。

まぁ、この車両は飲食は控えて何も食べないし飲まなかったので問題は無く終点糸魚川に到着する。


糸魚川駅のレンガ車庫。前にも載せましたが・・。

糸魚川駅の名物はこのレンガ車庫である。
以前にもこの写真は載せたことがあるのだが、またあえてもう一度(笑)。

次の直江津方面の列車の発車時刻は14時49分。あと24分ある。
とりあえずは、駅の売店にてサンドイッチなどの軽い軽食をかって空腹だった腹を落ち着かせる。
そうしているうちに、すぐに直江津行きの普通列車が到着する。

北陸本線普通列車直江津行き
糸魚川14時49分発〜直江津15時25分着


本日の直江津行きの北陸本線普通列車。

北陸本線の列車は、「食パン列車」といわれる元寝台列車を改造した列車である。
食パン列車の419系電車は、ボックスシートで元寝台の車両を改造したことから座席の幅が広く結構快適なものである。
この車両は違ったのだが・・。これは何系列車なのかな??。

とりあえずは、座席を確保して座って待つことに・・・。
49分の発車で数分の停車時間があるようだ。越後湯沢行きの「特急はくたか13号」の通貨待ちの為の停車のようだ。
特急はくたか号が糸魚川駅を通過すると、この普通列車もその後の発車で静かに動き出す。

この糸魚川〜直江津間の車窓は日本海側を隣接して走っていく。
ちょっと古さを感じる町並みの風景も印象的だ。


左・・・車内から眺めた日本海。           右・・・北陸本線名立駅。


北陸本線谷浜駅。終点直江津駅の一つ手前

ちょっと写真を撮り忘れたのだが、この名立駅の一つ手前の駅「筒石駅」がある。
この駅は、上越線の土合駅とならぶ洞窟のようなモグラ駅である。
今度機会があれば、下車して階段を上ってみたいものだ。

そして約40分近くで、終点の直江津に到着する。
直江津から新井行きに乗り換えだ。約2分の乗り換え時間だ。
乗り換え時間2分と言っても、すぐ隣のホームだから走る必要も無い。

信越本線普通列車新井行き
直江津15時27分発〜新井15時52分着


信越本線春日山〜南高田

まぁ新井をちょっとだけ見てみようかと思ったのだが、後から思えば直江津を観光した方がよかったかもしれない。
・・というのは、この直江津から新井まで行くのにも40分ちかくかかるわけだ。
直江津〜新井を往復するわけで、それだけでも1時間以上はかかるのだ。
それなら直江津駅で降りて、直江津を観光すれば2時間くらいは観光できる。
直江津なら信越本線の中でも大きな駅だし見るところもそれなりにあるだろうし。。。
まぁ、今となっては後の祭りなのだが。。。新井駅は周辺は見るような所は殆どありませんでしたし(笑)。

まぁけど、降りたことの無い駅に降りてみるのも一つの経験だしねw。

そんな中、約40分ほどで新井に到着。約1時間ほど見て回る時間がある。
とりあえずは駅周辺をぶらぶらしてみることとするか・・・・。


新井の町・・。

新井の駅周辺をうろうろ歩くのだが、特に目立って見るような所は何もない。
ちょっとこじんまりした町並みのようだ。

まぁもっとももう少し時間があれば、足を伸ばして見る所も色々あるんだろうけどね。

先程糸魚川駅でちょこっとサンドイッチを食べただけなので、ちょっと空腹になってきた。
近くの喫茶店でトーストを頼むことにする。


トーストとドリンクバイキングを注文。

トーストとドリンクのバイキングの2つで確か500円くらいだと思った。
値段的にも決して高くは無く、それなりに美味しかったのは覚えている。

ここでトーストを食べて、飲み物を飲みながらしばらく休んで時間を潰していた。
旅に出て、こういうのんびりした時間もいいものである。
次に乗る列車は、新井17時8分発の新潟行きの快速くびきの号である。
そうこうしているうちに時間はもう17時に近くなっていた。そろそろ駅に戻ることにするか。



信越本線快速くびきの5号新潟行き
新井17時8分発〜長岡18時30分着。



特急型485系車両を使用した乗り得列車。「快速くびきの」である。

この快速くびきの号は以前から乗ってみたいと思っていた列車であった。
普通・快速なのにこうやって特急型車両に乗れるのは本当に有難い存在である。
JRのサービスですね(笑)。
しかもこの「快速くびきの」は特急と遜色無いスピードで走っていく列車でもある。

早速座席を確保して、席について発車を待つと静かに列車は動き出し新潟へ向かって走り出すのだ。


左・・・信越本線新井〜南高田                   右・・・信越本線柿崎〜柏崎


信越本線柏崎〜宮内

ちょうど夕方の時間だったので、夕焼けの信越本線の車窓を眺めながらの乗車となった。
所々でうつらうつらして寝てしまったりもしていたのだが(笑)。
夕焼けが綺麗な事だ。明日は晴れるといいなぁ〜。

新井発車時は乗車率は3割ほどだったのだが、いつの間にか席は全て埋まっていて立客が出るほどの混雑になっていた。
そんな中、長岡へと到着する。約1時間半の乗車は本当に快適であった。



上越線普通列車越後中里行き
長岡18時53分〜小出19時28分着。

長岡駅にて、約20分ほどの待ち時間があった。
駅の中をふらふらした後、小出行きの普通列車に乗る。
もう既にあたりは真っ暗で車窓の景色も見えない。
今日も疲れたぁ〜・・。等と考えているうちに小出に到着した。今日はここで泊まるのだ。


夜の小出駅の只見線。

小出駅にて、19時38分発の只見行きの列車が止まっていた。
ちょっと只見線ホームまで行って見て写真を撮ったのだ。

この時間の只見線でも、利用者は割といるようだ。
地元(?)の学生や会社帰りの人たちも割と多く乗っていた。
後は、旅人らしき人の姿もこの夜の只見線列車の中に見受けられた。

明日は小出5時30分発の会津若松行きの列車に乗る予定なのだ。
只見線は、国内でも屈指の景色のいい場所を走っていく路線なのだ。
険しい越後の山々を貫いて、只見川に沿って会津若松まで走っていく列車なのだ。
景色目当てで来る鉄っちゃん達も大勢いるのだ。明日は寝坊しないようにしないといけない。

なので、今日はもう夕食を食べてすぐ寝ることにした。
この日の宿泊場所は「小出ホテルオカベ」。夕食はホテル内で売っていた電子レンジでチンするレトルトカレー!。
まぁ先ほど長岡駅で、立ちそばを食べたから腹は満たしたのだが。。(笑)。

シャワーを浴びた後、もうすぐ寝ることにした。明日は5時前には起きなくてはならないのだ・・・。


3日目・・夏の早朝只見線の旅。そして帰路へ

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