このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
信州の旅3日目 夏の早朝只見線乗車 会津若松から鈍行列車で帰路に。
夏の早朝の只見線の夜明けの風景。
この日は早朝の只見線一本目の列車(5時30分発)の列車に乗車したのだ・・・。
朝焼けと共に、路線は只見の山に向かって走っていく。
朝日が移り行く自然の風景の車窓と共にゆっくり上っていく。
一日の始まりの朝日・・・。その朝日をこの大自然の中を走り行く列車「只見線」の中から見た。
本当にいつもと違う朝日を拝むことが出来た瞬間であった。
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2日目からの続きです。夕べは午後10時頃にはもう寝ていたでしょうか・・。ちょっと早く起きすぎて4時ちょうど位に目がさめました。只見線は以前は冬の時に乗りました。夏の乗車は初めてです。只見線はこれで2度目の乗車となります。大自然が生きる風景を駆け抜けていく列車。それが只見線です。今日は只見線で会津若松まで行った後は、そこから普通列車で帰らなくては行けません。今日も移動主体の旅でした。
8月29日・・・今日は信州の旅の最後の日となる。
昨日・一昨日と信州の自然を堪能して、今日は場所を変えて小出からの只見線の乗車となる。
もちろん早朝からの只見線乗車の目的は路線風景を堪能することである。
以前乗った時は冬だったのだが、夏はどのような風景に変わっているのであろうか・・・
ちょっとした高揚感とともに、朝5時過ぎに小出駅の只見線ホームへと向かうのであった。
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只見線普通列車会津若松行き
小出5時30分発〜会津若松10時36分着
スタンバイ中の只見線列車。
小出駅の只見線ホームへと向かうと、既に列車は入線していてスタンバイ中であった。
この時間なので、只見線ホームはおろかこの小出駅にも人気は殆ど無い。
スタンバイ中の只見線列車には、乗客の私一人と運転士・車掌がいるだけだった。
発車時間まで10分ほどあるので荷物を列車内に置いた後、駅ホームで朝の風を吸って深呼吸。
ボックスシートの列車内。
只見線の車両は2両のディーゼルカーである。
先頭がこの様なボックスシート。そして後ろの車両がロングシートの車両となっていた。
とりあえず私は、ボックスシートの方に腰をおろして風景を楽しむことにする。
列車発車間際に、乗客がもう一人乗ってきた。この方はロングシートの方に向かった。
只見線小出〜薮神
そして定時通り、列車は5時30分に発車する。
ディーゼルエンジンの唸りを上げて、列車はゆっくりと動き出す。
最初は、田園風景や川が混じる小出の町を沿って走っていくようだ。
薮神駅。只見線の始点「小出」の次の駅。
約6分ほどで小出の次の駅の「薮神駅」に到着した。無人駅のようだ。
只見線は、小出〜会津若松間の約135キロを5時間くらいもかけてゆっくりと走っていく。
やはり険しい山の中を走っていく列車なのだが、ゆっくりと列車は進んで各駅に停車していく。
只見線薮神〜入広瀬
朝日がゆっくりと昇ってくる。
列車は進むにつれて、朝日が刻々とゆっくり昇ってくるようだ。
まるで朝日が私に「おはよう」と言ってるかのように、綺麗にその姿を見せてくる。
綺麗な朝日・・・。
いつもとは打って変わって気持ちい朝を迎えることが出来た。
本当に幸せを感じた一時だった。
只見線入広瀬駅
。
6時4分。。入広瀬駅に到着
ここは、有人駅のようだ。駅員の方が駅のホーム入り口で立ち、列車が来るのを迎えてくれたようだ。
割と年配の男性の駅員のようだ。
そして、入広瀬駅を後にして静かに動き出すと駅員の方は列車に向かって頭を下げて一礼をする。
地方のローカル線の鉄道員・・。という感じがいかにもする風景だ。
只見線入広瀬〜大白川
6時を過ぎたら辺りも大分明るくなってくる。
車窓から見える川が赤く染まってくる。
そして列車は、大白川駅に到着する。
大白川駅にて、下り列車の待ち合わせ。
ここでは、約30分くらいの停車時間があるそうだ。
この大白川駅が只見線の新潟県側最後の駅となるのだ。ここを越えればもう福島県に入るのだ。
左・・・大白川駅駅舎 右・・・大白川駅前の国道252号
停車時間が長いので、ちょっとジュースを買うついでに駅前付近を色々散歩してみた。
この大白川駅の前の道路が国道252号線だ。この道路も会津若松へと続く道になっている。
只見線と平行して走っている国道なわけだが、この大白川から先は冬季は通行止めとなる。
ここら辺は、日本でも有数の豪雪地帯となるわけだ。
そんな豪雪地帯でもこの只見線は運行を続けている。
車では通る事の出来ない、幻想的な冬景色を見たさに冬の只見線に乗りに来る鉄っちゃん達も多いのだ(笑)。
・・ここら辺も、夏場なのに朝は肌寒いくらいである。
なんだかさっきから車内で、窓を開けて冷たい風に打たれたせいかちょっと体が熱っぽいのを感じる(^-^;
この2.3日の間で日焼けもちょっとしたから、その影響かな?。
・・けど、寒気とかは感じないのだがちょっと体が熱っぽい・・。頭もほんの少し痛い気もしないでもないし・・。
一応大事を取って、今日は只見線で会津若松まで行ったらどこにも寄らずにまっすぐ帰る事にしようか・・。
旅先で熱が出てぶっ倒れたなんていったらシャレにならないわけだし・・。
・・という事で、ちょっと肌寒いので上着を着ることにする。
さて、列車はそろそろ発車のようだ。戻って席につく事にする。
只見線田子倉駅手前
大白川駅を後にすると、只見線の長いトンネル「六十里越トンネル」に入っていく。
上越国境トンネルより長いんじゃないかと思われるトンネルを10分くらい進んでいくのだ。
そして、長いトンネルを抜けたら車窓に大きい川が見えてきた。只見川である。
川の水面に山々の姿を映し出している。
田子倉駅。冬季は閉鎖する。
田子倉湖駅に到着。この次の駅が只見駅だ。
時刻は7時16分。只見駅に到着した。只見駅発車は7時23分。
只見線に乗ること1時間と半分。ようやく只見駅に到着した。
この只見駅周辺の観光場所は主に、「田子倉湖」「只見湖」。
そして、「浅草岳」「会津朝日岳」「蒲生岳」などである。いずれも駅からタクシー等を利用することになるだろう。
そして周辺の観光施設は「河井継之助記念館」「只見ものしり館」「叶津番所跡」。
そして「只見考古館」「只見展示館」「三石神社」・・と言った所だろうか・・。
これらもいずれもタクシー等を利用することだろう。
一応、只見駅の観光案内看板を見て書いてみました。
私は個人的には、会津朝日岳を登山してみたいかな?。標高1624Mの山だそうだ。
さて、また列車の発車時刻が近づいてきたようだ。戻ろうか・・・。
只見を後にしても、美しい車窓が次々と展開していく・・・。
左・・・只見〜会津蒲生 右・・・会津蒲生〜会津塩沢
左・・・会津塩沢〜会津大塩 右・・・会津大塩〜会津横田
左・・・会津越川〜本名 右・・・本名〜会津川口
色々川や山・・。そして田園風景と色々に車窓が移り変わっていく。
本当に自然が生きている中を走るローカル線という感じである。
そして列車は、只見線の中間地点の位置である会津川口駅に到着した。
時刻は8時10分くらい。
会津川口駅にて、2度目の上り列車の待ち合わせがある。
会津川口駅でも、20分程停車するようだ。
左・・・会津川口駅に咲いていたススキ 右・・・会津川口駅から見る只見川。
この会津川口駅から見る只見川も本当に見事なものである。
ススキも咲いていて、秋の訪れを感じさせる。
爽やかな風も心地よく吹いていて、涼しくって気持ちい感じだ。
ここでも長い間の停車時間があったので、駅前とかを散歩する。
散歩し終わった後、また自分の座席に戻ることにする。
会津川口駅を後にしても、車窓は綺麗な風景を展開させていくのだ。
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