このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください
10月16日 那須への日帰りの旅(前編)
那須ロープウェイを見下ろす。天候は曇り気味だったのだが、紅葉がやはり見事に色づいていた。
茶臼岳山頂では、独特の硫黄の匂いが立ち込めていた。
栃木県の那須町にある複数の火山の総称「那須岳」。茶臼岳(1915M)・朝日岳(1896M)・三本槍岳(1917M)等がこの那須岳の山になる。蒸気と火山ガスを盛んに噴出して硫黄のにおいが立ち込めていた。天候は本日はやや微妙であったが、まぁまぁいい景色を見ることが出来た。山頂の山々の木々も所々で紅葉していた。その那須岳を10月16日に訪れてみました。
10月16日・・今日が鉄道の日切符の最後の日となる日である。
今年の鉄道の日切符の利用期間は10月1日〜10月16日となった。
兄が9月末に用事で京都に出かけたその帰りに、ちょうど10月に入って鉄道の日切符を1回分利用して帰ってきた。
その鉄道の日切符が2回分残っている。この10月16日に使わないと無駄になってしまうのだ。
兄も列車でたまには旅をしてみたいという事なので、兄と共に兄弟で出かける事になった。
ちょうどその16日は兄も私も休みという事と鉄道の日切符利用期間最後の日なのでちょうどよかった。
とはいっても、兄と話して今日出かける予定とプランは立てていたのであった。
私はこの日の臨時列車の黒磯行きの快速「フェアーウェイ」の指定券を2枚分取っていたのだ。
快速フェアーウェイは新宿6時24分発・黒磯9時2分到着の列車である。
私も兄も早起きして(といっても早く起きなくてはと思うと寝られなくなって2人とも殆ど寝ていなかった)まだ外が暗い内から新宿駅に向かう。
快速フェアーウェイ黒磯行き
新宿6時24分発〜黒磯9時2分着
快速フェアーウェイの列車。485系特急列車。
この快速フェアーウェイは土日走る臨時列車。
夜行快速のムーンライトえちごと全く同じ列車なのである。
土日に関しては、上りのムーンライトえちごが新宿に到着してしばらくした後、この快速フェアーウェイトなって運行されるのだと思う。
我々が新宿駅に到着して、フェアーウェイ号が発車となる4番線ホームについたら既に列車が入線していた。
駅構内のドトールコーヒーで、朝食のパンとコーヒーを買った後に座席指定の席に座って待つ事にした。
定時通り列車は6時24分に新宿を発車。2人とも寝不足だった為、列車が出るとすぐ寝てしまった。(^-^;
東北本線氏家〜矢板。空は厚い雲で覆われている。う〜む・・・(^-^;
ふと目が覚めると宇都宮を過ぎて氏家の辺りにいた。
今日は天気予報でも曇りのち晴れとかの微妙な天候。空もご覧の通りどんよりしている。
天候が悪ければ、ゆっくりどこかの温泉にでも入って寛いで来ようとのプランも立てていた。
晴れていれば那須岳に行って見ようって事だったのだが・・。とりあえず黒磯についたら決めようと思う。
黒磯に到着。眠い目をこすりつつ・・・・。
定時通り9時2分に黒磯に到着した。兄がまだ爆睡中だったので起こして駅に降りる。
この黒磯駅から、那須岳ロープウェイまで向かうバスが出ている。
駅の観光案内所でバスの時刻表と温泉パンフレットを貰う事にする。
とりあえず折角だから那須ロープウェイまで行って見ようという事になった。
黒磯駅。降りたのは初めてだったかも・・。
黒磯駅は通った事は何度かあるのだが、このように降りたのは初めてだったかもしれない。
那須岳ロープウェイまで行ってみる事になったので、バスのフリーパスの券を買うことにした。
那須岳ロープウェイを含めた区間のバス乗り降りが自由な券である。大人2500円(だったと思う)
普通に黒磯駅〜那須ロープウェイを往復だけするより割安になるのである。しかも乗り降り自由だし。
然程待たずに、那須ロープウェイ行きのバスが到着した。早速乗ることにする。
出発の時点でバスはかなりの乗車率だ。座席も狭いのでかなりの圧迫感があるんだけど。しかも回りはなぜ年配の人ばかりなのだろう。
段々とバスもこのように混雑が激しくなってくる。
バスが進むにつれてバスの混雑も激しさを増してくる。那須湯元を過ぎた辺りで立客で通路が埋まるようになった。
道路も段々と渋滞が激しくなってくる。バスの出発地点から乗って座れてよかったと実感。
段々と高度を上げていく。山道を進んでいく。
那須湯下を過ぎると、山道を登っていくわけだが渋滞が激しくちょっと動いては止まるの繰り返し。
しかしこの辺まで来ると、バスの車窓から眺める景色も見事な物である(ちょっと曇っているけど)
やはり山の上の方になると、葉が紅葉しているのが解る。
道はこの通り・・。
道はこの様に大名行列(?)みたいになっている。
なので、また我々はうとうとしたりしてしまう。
途中で引き返す車も、幾つか見かけた。「あらぁ〜。勿体無い〜」っと漏らす乗客もいたし。(笑)
那須は混雑で有名とは聞いていたが、ここまで凄かったとは・・。しかも土日だし。。
バスに乗ること約1時間半くらいか・・。ようやくロープウェイ前まで到着した。
早速ロープウェイ乗り場で順番を待つ。ここも凄い行列である。
那須ロープウェイは数十分間隔で運行になる。往復のロープウェイ料金が1100円である。(子供は550円)
すし詰めのロープウェイの中。
ロープウェイの中もこの通り。バスの中では年配ばかりだったが、ここは色んな年齢の人がいる。
・・・・とはいっても中年・年配の比率が圧倒的に高いのだが・・(^-^;
このロープウェイは定員111名だという。那須山麓〜那須山頂の812Mを3分40秒で移動できるのだ。
ロープウェイが動き出すと同時に、那須岳を解説したアナウンスが流れる。
乗客も動く景色に驚きの声を上げていた。あっという間に那須山頂へと到着になる。
那須山頂駅から那須ロープウェイの動く姿を眺める。
那須山頂に到着して、早速写真を撮る事にする。
こうして見ると、店員111名も入るロープウェイが小さく見える。
やはりここから見下ろす景色も素晴らしい物がある。
もうここは標高1690Mの高地である。なので平地より大分気温が低いのだ。どうやら今日は8℃らしい。
ちょっと薄着だった私は、那須山頂駅売店にある河童を購入。
そして持ってきた上着を着てその上に購入した河童を着込むことにする。これで大分寒さをしのげる。
さて、ここから那須山頂を少し登山ハイキングする事に・・・・。
まずは、茶臼岳山頂方面に向かって歩く。ご覧のように人もかなり多い。
この辺の道は設備も大分されているので、大分歩きやすく問題は無い。
晴れてきた?
しばらく歩くと山頂への見通しが見える道になる。
ここら辺は青空が出てきているのだが、山頂の方は大分ガスがかかっているのが解るようだ。
ここら辺になると、大分坂道も急になってくる。
辺りを吹く凍てつく風がとても冷たく寒い。ハイキングして体を動かしているのでなんとか寒さをしのげている感じだ。
辺りの風景を楽しみながら。
ちょっと歩いては止まって写真を撮る。そしてまた歩くの繰り返し。
これぞ登山やハイキングの醍醐味である(笑)。
天気もちょっと回復して来たようでちょっと嬉しい。もっと快晴ならもっと良かった筈だ。
更に上を登っていく。
歩く事まだ30分程だが、更に上を登っていく。段々と岩がごろごろした道へと変わっていくのだ。
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