このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


炎の舞! 大室山山焼きを見に行く車の旅(前編)




2月11日 本日は伊豆の大室山の大室山々焼き大会が開催される日である。
年に一度のこの大室山のイベント。。大室山580Mの山が炎で覆い尽くされるのだ。
見てびっくりするような炎の舞を見ることができる。私も以前から見てみたかった。
毎週2月の第2日曜日に行われるという。今日は丁度その大室山々焼きの日に休みが取れた!。
天気も快晴で問題なし!。これは見に行くべ!・・と思った私はその日朝早く起きて自宅を後にする。
・・さて、大室山までなのだが、電車でも良かったのだが、今回は融通の効きやすい車で出かける事に。。
ちょっと大室山々焼きの後も、快晴の伊豆の風景も久々に見て回りたいからだ。。

そういう訳でまだうっすらと夜の明けようとした早朝・・車を走らせたのだった。。




夜が明け、東の空がオレンジ色で染まる。

国道246に入り、厚木まで出て小田原厚木道路を利用する。
小田原厚木道路に入り、道路を走るその途中、朝日が美しかったので非常駐車帯に車を止めてついシャッターを切る。
今日も天気もばっちりみたいだ。。山焼きの他にも素敵な風景を今日はみれそうだ。。
今日は3連休のど真ん中の日。。道路も相当混雑すると予想される。。
この時は、朝早い為かさほど混んでなく、スイスイ進んでいく。。


朝日が眩しい・・・・。

小田原から真鶴道路に入り、海岸沿いを走っていく。
石橋ICから真鶴道路に入る。真鶴道路→熱海ビーチライン→国道135号→県道111号というルートだ。
熱海までは有料道路続きだ。。この区間は有料道路を使ったほうが断然早いと思われる。
下道で行くと、うねうね〜っとした山道を登ったり下ったりしなくてはならない。。

しかも、大室山の山焼きの開催時間(山頂)が9時半からだ。。それまでに間に合うようせねば、、


今の時刻は7時15分くらいだ。。。

・・これまで順調にこれたのだが、石橋ICから真鶴道路に入ったら混雑していた。
大室山のある伊東までは、とりあえず間に合うだろう・・・と思うが、、。

ちなみに山麓の山焼きは12時半から開催されるそうだ。。どうせなら山頂・山麓どっちも見たい。


ライダーも風になり・・。

渋滞に強いのが、やはり2輪のバイクとかだ。。
自動車はもう渋滞したら、どうしようもないが、バイクは狭い端でも通っていける。
スイスイと端っこを抜けて走れるバイクは、こういう時に羨ましくなる。

私も多少はバイクのツーリングも興味はある。風になって走っていくその様はカッコいいし。
だけど、自動二輪免許の無い私は無理だ。。無理して取って乗ろう・・とまでは今は思わない。


渋滞も一時的な物だった。。前の道路がすき始め快調に走る事がこの後出来た。
朝の海岸線を走っていくのは、気持ち良い。海が朝日で眩しい。


この後の熱海ビーチライン、R135号も快調に走る事が出来て、県道111に入った。
大室山もすぐそこだ。。時刻は9時丁度。。丁度良い出発時間だったみたいだな。

大室山駐車場は、ぼちぼち結構埋まっていた。やはり今日のイベントは知っている人が多いみたいだ。
大室山駐車場は無料。。車を止めて、大室山山麓へと向かった。。




大室山々焼きの旗。

県道111号から入ったときから、この様なのぼりの旗が立てられていた。
炎の舞 大室山山焼き!・・と書いたのぼりの旗だ、、。

こういう旗を見ると、今日のイベントがどんな物か楽しみになる。
迫力ある炎の舞が果たして見られるか。。楽しみだ。。


以前の旅記で紹介したのだが、これが大室山だ。
標高580Mの小さな山である。リフトも当然あるのだ。
山頂からは、天城連峰・富士箱根・伊豆大島等の風景を見渡せる360度の大パノラマが広がる

・・さて、今日はこの後この大室山が炎に包まれるのだ。
数時間したら、この大室山が真っ黒く焼け焦げるのだ。。


今日は凄い混雑ぶりだ。。伊東市やその周辺の人たちも沢山来ているのだろう。
先ほど、駐車場で他のナンバーも見てみたのだが、関東区域の色々なナンバーがあった。
その他、神戸とか岩手・長野とかのナンバーもあった。。

私も高まる気持ちを抑えて、リフト乗り場で並んで待つ。。


山麓の山焼きは12時から。その間この看板でもある通り、リフトは停止される。
山焼きが終わった後に、またリフト運行が再開される。。

・・なので、山頂の山焼きを見たら、余裕をもって降りてこなくてはならない。。

やはり山麓から見たほうが迫力あるだろうからな。。


大室山リフトは去年の5月にも乗っている。
その時は、山焼きから3ヶ月経っていたので、新緑の緑に包まれた大室山を見ることが出来た。
今はこげ茶色に染まった草で埋め尽くされている。
この緑を失った草を焼き尽くして、新しい新緑の緑に草を育てるのだ。
新緑の緑の為の山焼きでもある。新春の季節の為の儀式でもあるって訳だ。


このこげ茶色の草も数時間後に真っ黒く焼け焦げる事だろう。。


9ヶ月ぶりの大室山山頂の景色を・・・。
久々の大室山山頂の景色はやっぱり素晴らしい。
光り輝く海や、真鶴半島・三浦半島・初島・房総半島等を一望できる。


さて、山頂の山焼きはぼちぼち始められているようだ。。
向こう側の草が焼かれて、既に黒く焼け焦げてる部分と煙があがっている。


消防団の人たちが火のついた松明をもって火をつけている。
煙が辺りに吹き付けて、ちょっと煙い。。
ここから先にぐるっと回った所がまだ焼かれていない所が多いらしい。
とりあえずそこまで行って、炎の上がる所を見てみたい。。


消防団の方達は、こうして火をつけていく。。
今日は火のつける消防団の方達も命がけだ。。
表情からして、緊張さが伺える様子だ。


山の下の畑もなんだか焼かれて煙が立ち上がっている。
大室山の山焼きにちなんで、畑もついでに焼くんだろうか。。


まだ焼かれていない周辺部分まで来る。
これからこの周辺も焼かれる所で、草が燃えていた。
これから、目の前に火の壁が立ちはだかろうとしていた。。

炎の舞! 大室山山焼きを見に行く車の旅(中編)に続く


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