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夏の旅第2弾 信州の旅1日目前編 夜行列車の出発・いざ上高地へ



朝霧に包まれた幻想的な大正池。
2泊3日の信州の旅・最初の目的地は上高地。
その上高地に到着したときの出発点だった。
早朝7時頃の大正池・・。まだ明け方は曇り気味だったのだが幻想的な霧が大正池を包み、より一層雰囲気をかもし出していた。


今回の旅も、前回と同じく夜行列車からのスタートでした。やはり夜行列車では寝づらく寝不足気味だったのですが、それを吹き飛ばすくらいに上高地の風景は素晴らしい物がありました。2泊3日の自然を求めての旅。。今始まりました。果たしてどんな風景が私を待っていたのでしょう。それではご覧くださいませ。1日目は上高地観光・2日目は白馬八方尾根観光です。その後新潟県小出まで向かいそこで宿泊。3日目に早朝5時30分発の只見線に乗りました。只見線はこれで2度目の乗車となります。


7月26日晩。今日の仕事が終わった。明日から3日間の夏休みが始まるのだ。
この休みを利用して、この間行けなくやむ終えず変更して行けなかった信州への旅のリベンジを果たそうと思う。
天気予報では、信州の方は晴れるだろうとの予報。台風一過で快晴の事を心から祈るばかりだった。
仕事の終えた後、シャワーを浴びて旅の出発点となる夜の新宿駅へと向かった。夏の信州。大自然を求めて俺は旅立ったのだ・・・・。


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快速ムーンライト信州81号白馬行き
新宿23時54分〜松本4時32分着


183系特急車両。ムーンライトながら91号と同じ車両だ。

新宿駅に到着。やはり金曜の夜だけあって、夜でも凄い人ゴミで一杯だった。
ちょっと早く着いたので近くのマクドで時間を潰した後、新宿駅5番線ホームへと向かった。
この新宿駅5番線ホームは、中央本線特急ホーム。この5番ホームにてムーンライト信州81号が出発するのだ。


ムーンライト信州案内表示掲示板

このムーンライト信州81号は、夜の中央本線を走っていき明け方に松本に到着。
その後、大糸線に入り5時36分に終点白馬に到着する。
ただ、私は松本で乗り換えなくてはならないので終点までは行かないんだけど。
松本4時32分の到着で、そこから乗り換えなくてはならないのがちょっと辛い所なんだけど。

私が5番線の中央本線特急ホームに入ってきたときは、もう既に列車が入線していた。
早速乗り込み、自分の座席指定の席に座る。
しばらくすると、列車は発車し動き出す。
夜の新宿のネオン街を後にして、夜の都会の中をゆっくりと進んでいく。
それと同時に旅が始まったのを実感する・・・。

しばらくして、車掌が検察に来て18切符にハンコを押してもらう。
うとうとと眠くなったりして、所々うつらうつらとはしていたのだがやはりあまり寝付けない。
車内は減光はしないし、深夜帯を走る列車でも車内放送は何故か止めないのだ・・。


甲府に到着。時刻は2時21分。やはり寝られない…(‾0‾);;;

ふと気づいたら甲府に到着していた。時刻はもう2時21分だ。
このムーンライト信州は塩尻で10分停車する以外は、止まる駅の停車時間は少ないのだ。
甲府駅では、ちょっとの下車があった。甲府を出発したら再び闇の中に列車は滑り込んでいく。

その後小淵沢・茅野・上諏訪・岡谷・塩尻へと到着して、松本に4時32分に到着した。
所々寝てはいたんだろうけど、あまり良く寝付けなかったし・・・。(^-^;
ムーンライト信州を降りて、松本駅の奥の7番線ホームへと向かう。



松本電鉄上高地線快速新島々行き
松本4時45分発〜新島々5時8分着
松本電鉄バス上高地行き
新島々5時20分発〜大正池6時2?分着


松本電鉄上高地線。列車と案内表示。

松本にて、7番線ホームの松本電鉄上高地線に乗り換える。ここから上高地へと向かうのだ。
ここから新島々まで行き、そこから上高地や乗鞍・白骨温泉へと向かうバスがあるのだ。
この松本4時45分発の列車は、快速で新島々まで停車駅無しでノンストップで行くのだ。
5時近くなると、先程まで漆黒の闇だった空が段々と群青色になり夜が明けてくる。


新島々バスターミナル。

新島々にて、松本〜上高地の往復割引券を購入する。4400円である。
早朝の上高地へと向かう方は結構多いようだ。
しかも割と年配の方が多かった。バスも満席になっていた。
バスの座席に身をゆだねて、発車を待つと満席の乗客を乗せたバスは上高地へと向かって走っていく。


ちょっとドンヨリ曇っているのだが・・。

まだこの時間なのか、空はドンヨリ曇っているようだ。
天気予報だと、晴れとは出ていたがちょっと記になるところである。
そんな中、上高地へと向かうバスは山道の車道を登り始めていた。


奈川渡ダム。覚えのある風景だ。

私は何年か前、車で日帰りで乗鞍に行った壮絶なドライブをした経験がある。
あの時はサスガに疲れた。今はもうそれは出来ないような気がしないでもない・・。(笑)
・・けど、この道は覚えがある。・・そう、上高地への道は途中までは乗鞍方面と一緒の道をとおるのだ。
この奈川渡ダムも、乗鞍にいった時に途中に見たことがある。

奈川渡ダムを通り過ぎても、どんどんと坂道やトンネルを走って抜けていくのだ。


もうすぐ上高地だ。

上高地に近くなると、辺りの風景が山の森林の風景へと変わっていく。
とりあえずは上高地の大正池から河童橋に向かって歩く計画を立ててみる。
そして、6時20分頃・・。上高地の大正池に到着する。



☆☆   上高地・大正池にて   ☆☆


バスに乗っていた人の何人かはここで降りた。

初めて訪れた地。上高地・・。最初の地点、大正池だ・・。
まだちょっと天候は晴れないのだが、もう少し時間が経てば晴れてくるかも知れない。
とりあえずは、ここでしばらく景色を見ながら休む事にする。


鴨が泳いでいる。

上高地の池や河には、鴨が泳いでいるというのだが本当にいた。
しかも、人懐っこく人々が来ると「おはよう」と言っているかのように近寄ってくるのだ。


がぶり付いて来た・・。(^-^;;;

近くの売店にて、朝食のパンを買ってきてここで食べたわけなのだが・・・。
この様に、鴨が寄ってきて私のパンをかぶりついてくるのだ・・・・。
その様をデジカメに収めることに成功。。(爆)
ただ、油断をしてパンを一つ鴨達に取られて、持っていかれちゃいましたが。。
後から気づいたのだが、鴨達に餌を与えてはいけないのだった。。


天候もまだこの様に、空は厚い雲で覆われているようだ。
ちょっと先の方に歩いてみて、違う所からこの大正池の写真を撮ってみる事に・・。


朝霧が幻想的。

空はまだどんよりしているのだが、このような朝霧に包まれた池の風景もこれはこれで良い。

大正池は、大正4年の焼岳の大噴火の際に生じた火山泥流が梓川をせきとめて作った池らしい。
この大正池は昭和の初期以来に、発電用の貯水池としても利用されている。
焼岳の斜面や梓川の上流から流れ込む土砂によって徐々に埋まっていき、今では殆ど川に近くなっている。
・・・っとこの様に、大正池の由来を解説した看板に書かれていた。


立ち枯れた樹木が見事である。

大正池は、このように何本かある立ち枯れた樹木が幻想的で見事である。
だが、近年焼岳の土砂流入によって次第に小さくなり、このような樹木も段々少なくなってきているという。


案内看板の従って。

さて、これからこの上高地の地を散歩することにする。
これから、田代池そして河童橋方面に向かって歩いていくのだ。

信州の旅1日目中編 上高地を散策(大正池〜河童橋〜明神池)へ

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