このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

有蓋車の仕分線_7番線_20t積以上有蓋車(2)

<←5番線へ> <8番線へ→>

ワサ1形 ワサ2

国鉄で最後に登場した3軸車として有名な車です。ワム80000形は容積に余裕があり 一般貨物なら20t積載できる、しかし軸重が大きくなるので3軸に、ではそれに 見合う車体に、で出来た形式です。
筒井俊之さんのサイトにも詳しく説明されていますので参照して下さい。
晩年は、沼津機関区で公開された他は富士駅の側線にたたずんでいましたが 今は、過去のものになったようです。
1987.10
ワキ5000形 ワキ5469

 代表的な30t積有蓋車です。機械荷役に適した側総開きのワム80000形の高速化かつ大型化版で。 昭和40〜45年に総数1515両が、日車、川車、三菱、日立、汽車で製造されました。 常用最高速度は85km/hです。大きく4タイプに分けられ、写真の車は第2タイプ、 屋根が初期形のフラットな円弧から、プレスによるコルゲート鋼板の三角屋根に 変わり、床面積が0.3m2、容積も1.8m3に拡大しそれぞれ35.9m2、89.6m3となり これが後のタイプの共通値となりました。台車はTR63系です。
 東北線の「きたたから号」への連結や 昭和45年運転開始のワキ5000形17両編成による苫小牧〜飯田町(東京)梅田間の 急行貨物「おうじ号」といった紙輸送など、華々しく活躍し、平成時代まで紙輸送に 携わっていましたが、コンテナ化で過去のものとなりました。
1980 笹島

ワキ7000形 ワキ7001

高速ボギー有蓋車ワキ5000形で昭和41〜42年に名古屋工場でオートバイ輸送専用に棚を設け 「物適貨車」としたものを、 棚を取外し式に改造したのを機に、昭和47年改番して誕生した形式。 わずか7両しかなく稀少形式でしたが、やがて西名古屋港で長期休車留置 されていました。昭和55年ワキ5000形に再改造されましたが、写真はその再改造で 名古屋工場へ戻った折かと思われます。 【参考資料:RM233号】
1980秋?(80年下半期はメモを紛失して正確な月日不明)


<有蓋車INDEXに戻る>

<操車場入口に戻る>

 


<ご注意>
写真およびテキストの著作権は、すべて本ページの作成者である「タメさん」に帰属し、 無断転載は固くお断りいたします。

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください