このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

有蓋車の仕分線_8番線_有蓋緩急車

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ワフ21000形 ワフ21723

昭和9年に登場し、大量生産された鋼製有蓋緩急車です。 それまでの有蓋緩急車は、フワ30000形改造の ワフ6500、明治末〜大正初めの ワフ1、600、2900、3300といった老朽木造車体の車ばかりでしたので、大幅な 待遇改善と言えます。この写真のタイプは 昭和14年製の最後期(日車製)で、ドアにリブの付いたタイプ。 これはワム23000、ワ22000にも見られた形態変化です。

1980.07

ワフ29500形 ワフ29891

戦後登場した5トン積み有蓋緩急車。 2トン積みワフ21000、22000形では荷重が小さすぎ、8トン積み ワフ25000、28000形では車掌室が狭すぎなので、車掌室を拡大した ワフ29000形が製造されましたが、本形式はさらにその改良版で、 昭和30〜36年に650両製造されました。ワフ25000、29000形は結局 本形式と同じタイプに改造されたので、”ワフの決定版”と言えるでしょう。
1981.03


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