このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

最終更新日
2002.922
teturo053005.jpg
 東京駅起点163.3㎞に位置する黒磯駅は、1959年(昭和34年)に交流と直流の切り換え駅となった。戦前から電化は直流が主流であったが、この時期から効率の良い交流に変更された為で、電化されたのが遅い地域は交流となっている。新幹線も交流が採用されている。

 黒磯駅の特徴は他の分岐点と違い、駅構内で切り換えを行う機能を持っている。新幹線開業後、夜行と貨物以外の全ての列車は黒磯駅を起点に始発、終着となった為にあまり見られなくなったが、交直両用の電車では通過や停車時には必ず車内の電気が一時消え、その時に電源の切り換えを行っていた訳です。現在では、夜行特急の北斗星が通過する時に、車内の電気が消える光景を見ることができます。
hchome_pj.gif
teturo053004.jpgteturo053002.jpg
変電所と交直切り換え装置駅構内東側に位置する信号扱い所
 貨物列車は全て黒磯駅で機関車の交換が行われている。基本的に青の機関が直流、赤の機関車が交流であり、その両方の機関車が駅構内を走ってる珍しい光景を見ることができます。
teturo053003.jpgteturo053001.jpg
hchome_pj.gif
東京方面に待機する直流機関車
青森方面に待機する交流機関車
直流電車と並ぶ黒磯ならではの光景である
            

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください