博物館だけでなく、図書館や科学館のようないわゆる○○館には、レストランや喫茶室などを設けないのだろうか。確かに、館の外にはある。しかし、そこへ行くためには、館を一度出なければいけない。図書館などは無料だから、金の心配はいらないが、ここは今度はレストランや喫茶部がない。
博物館にも付設のレストランがあるにはあるが、そこに入るためには、一度博物館を出なければならない。一度博物館を出てしまったら、その入場券は無効である。もう一度博物館に入ろうと思えば、入場券をもう一回買わなければならない。非常に不合理である。
博物館や美術館などで、歩きながら集中して展示物を見られるのは、たぶん2時間ぐらいが限度だと思う。そうすると、どうしてもゆっくり休めるところが必要になる。中にいながら、食事ができ、お茶が飲め、ゆっくり休んで、語り合える場所が必要だと私は思う。 |
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博物館が今ひとつ人気がないのは、はっきり言って、お客さんに対するサービスがないからだ。(基本的には図書館や科学館などもそうだ)言葉は悪いが、博物館は娯楽施設なのだ。暇な日曜日にゲームセンター、映画館、芝居見物、寄席、動物園へ行くのと同じなのである。そこで、昼飯や弁当を食べるのは当たり前である。
博物館は社会教育施設だから、などとかび臭いことをいってると、いずれ忘れ去られる。
博物館へ来て一日勉強して、楽しんでもらうためには、「見学」と「学習」さらに「食事・休憩」などをワンセットにしたようなシステムを作るのが望ましいと思う。
みなさんはどうお考えでしょうか?
(2000年12月30日)
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