このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

今回のディベートの方法

今回は四人一組で審判三人というメンバーを考えてみようと思います。

(1)歩道橋に賛成のチーム、反対のチーム、それに審判に分かれる。

(2)賛成、反対の両チームはそれぞれ自分たちの意見、論旨をまとめる。

(3)初めに賛成のチームから賛成の理由、意見を述べる(1名)

(4)反対のチームは質問し、賛成のチームは反論する。(質問者は2名・反論する人はだれでもいい)

(5)今度は反対のチームが反対の理由、意見を述べる。

(6)賛成のチームは質問し、反対のチームは反論する。(質問者は2名・反論する人はだれでもいい)

    次のまとめの時間を少々与える

(7)賛成のチームは(3)の理由、意見と(4)の質疑応答をまとめて、最終意見として発表する。

(8)反対のチームは(5)の理由、意見と(6)の質疑応答をまとめて、最終意見として発表する。

(9)審判は各人が講評・評価を発表する。
  審判の採点項目
(1)自分たちの意見や理由を言えたか
(2)質問がうまくできたか
(3)質問に対してきちんと反論できたか
(4)最後のまとめはできたか
(5)全体的な表現はどうだったか。相手が理解できる日本語だったか。
(6)全体的な文法、発音、アクセントなどは正確だったか。
 以上の項目について賛成・反対の採点をする。点数はそれぞれ1点から3点でもいいし、1点から5点でもよい。

賛成・反対の理由一覧(参考にしてください)

(反対意見)
元々道路は歩く人のためのもので、車が歩道橋を渡るべきである
歩道橋の階段を上るのは面倒だ
雨の日はすべりやすい
自転車に乗れないのは困る
老人や体の不自由な人は歩道橋を上れない
歩道橋より地下道を造るべきだ
立体交差が便利だ
景観が悪い
転落の危険性がある

(賛成意見)
近代社会は自動車で成り立っているんだから、自動車を無視しては生きていけない
道路は歩行者の専有物ではない。共存するべきだ。
階段は角度を小さくすれば少しは歩きやすくなる。
雨に備えて、屋根をつけることは可能だ
自転車のために、真ん中か端を平らにしてある
エレベーターやエスカレーターは技術的に可能だ
きれいな色にしたり、常に清掃をすれば、きれいに維持できる
立体交差や地下道は金がかかる
柵や網をつければ、転落は防げる

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