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おもしろトピックの家



おもしろトピック(13): 創造的な仕事とは


 最近、フリーターが増えている。
 フリーターというのは、フリー(free)とアルバイター(arbeiter)を合体させた言葉で、手短に言えば、「正式に就職しないで、アルバイトを続ける労働者」ということだ。ニュースによると、フリーターは150万人を越えたそうである。非常に大きな数字である。150万人というのは、現在の若年層の一世代の人口と同じである。

 彼らは高校や大学、または専門学校を卒業しても、まっとうに正業に就かないで、レストラン、ファーストフード、コンビニなどでパートで働くのである。働かない連中もいるようだ。彼らは正業につかない理由として、次のようなことをあげている。
(1)自分が何をしたいのか分からないので、それが見つかるまでとりあえずアルバイトをする
(2)一つの正業に就くということは、ほかの可能性を捨てることだから、それが怖い。
(3)なんとなく正業には就きたくない。


 「何がしたいのか分からない」というのは、自分のやりたいこと、自分に向いている仕事が見つからないということだろう。気持ちは理解できるが、そんな幸せな仕事をしている人がたくさんいるとは思えない。

 一つの仕事を選べば、当然その他のものを捨てることになる。その恐怖心は分かる。しかし、いつまでもそんな贅沢なことは言っていられないだろう。

 「青い鳥」の童話ではないが、「いい仕事」なんて、けっこう自分の目の前にあるのかもしれない。ひょっとすると、今フリーターでやっている仕事がいちばん合っている仕事なのかもしれないよ。


 さて、ここにおもしろい話があるので紹介しよう。
「今から17年前のアメリカでの話。ある広告詩が反響を呼んだ。題は『世界で一番創造的な仕事』。
 それは 
 味覚、ファッション、装飾、レクリエーション
 教育、運輸、心理学、ロマンス
 料理、デザイン
 文学、医学、工芸、園芸
 経済学、統治
 近所づきあい、小児医学、老人医学
 もてなし、保守、購買……
 このすべてを手がけること
 これをこなすのは
 並外れた人たちにちがいない
 そう
 その人の名は(      )。」
(朝日新聞1997年1月27日天声人語より引用)

 最後の(     )にはどんな言葉が入るだろうか。
 想像力豊かな諸君ならば、簡単に分かるだろう。


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