このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
ことばの説明全体
痛々(いたいた)しい
1.子供の背中(せなか)の火傷(やけど)が痛々しい。
2.母は病気のため、痛々しいほどにやせてしまった。
さらけだす
1.親が亡(な)くなったあと、遺産(いさん)をめぐり兄弟の対立(たいりつ)がさらけだされた。
2.その企業(きぎょう)は今まで国家(こっか)の保護(ほご)の下(もと)に成長(せいちょう)を続(つづ)けてきたが、貿易(ぼうえき)が自由化(じゆうか)されると、その体質(たいしつ)の弱さがさらけだされた。
すっかり
1.子供たちにクリスマスプレゼントを買うのをすっかり忘れていた。
2.十年ぶりのふるさとは、すっかり町並(まちな)みが変わり、昔の面影(おもかげ)はまったくなかった。
風化(ふうか)
クイズ:正しい言葉を下から選んでください。
1.労働者(ろうどうしゃ)のサボタージュにより、品質(ひんしつ)が する
2.物価(ぶっか)の上昇率(じょうしょうりつ)が したので、生活(せいかつ)が楽(らく)になった。
3.水が して水蒸気(すいじょうき)になる。
4.蝶(ちょう)が する。
5.この虫(むし)は羽(はね)や眼(め)が している。
6.下等動物(かとうどうぶつ)が して、高等動物(こうとうどうぶつ)になったと言われる。
7.胃(い)や腸(ちょう)は食物(しょくもつ)を する器官(きかん)である。
8.足腰(あしこし)をもういちど して、次の大会(たいかい)に備(そな)える。
9.貿易不均衡(ぼうえきふきんこう)がますます大きくなり、日米関係(にちべいかんけい)が する。
10. 鉄道(てつどう)が されて、ディーゼル機関車(きかんしゃ)や蒸気機関車(じょうききかんしゃ)がなくなった。
11. された観光地(かんこうち)なんか、行きたいと思わない。
12. 社会(しゃかい)の が国家財政(こっかざいせい)を圧迫(あっぱく)する。
気化(きか) 進化(しんか) 高齢化(こうれいか) 俗化(ぞっか) 羽化(うか) 強化(きょうか) | 消化(しょうか) 鈍化(どんか) 劣化(れっか) 悪化(あっか) 退化(たいか) 電化(でんか) |
なんとも
1.なんとも説明(せつめい)ができない、不思議(ふしぎ)な事件(じけん)でした。
2.(大けがをした人を見て)なんとも手のつくしようがない。
耐(た)えがたい
1.最近(さいきん)のA市の交通渋滞(こうつうじゅうたい)は耐えがたい状況(じょうきょう)である。
2.これ以上差別(さべつ)されるのはもう耐えがたい。
損(そこ)なう
1.今回(こんかい)の貿易交渉(ぼうえきこうしょう)が決裂(けつれつ)し、二国間(にこくかん)の信頼関係(しんらいかんけい)が非常(ひじょう)に損なわれた。
2.美観(びかん)を損なうという理由で、京都ホテルの高層化(こうそうか)は取(と)り止(や)めになった。
もたらす
1.台風は私たちの町や村に大きな被害(ひがい)をもたらしました。
2.急激(きゅうげき)に発達(はったつ)した科学技術(かがくぎじゅつ)は、我々の生活に大きな影響(えいきょう)をもたらしました。
称(しょう)する
1.全国(ぜんこく)いたるところに、「○○銀座(ぎんざ)」と称する繁華街(はんかがい)がある。
2.兄は出張(しゅっちょう)と称して出かけたが、どうも会社を休んで旅行に行ったようだ。
戻(もど)る
1.(家/席/会社/振(ふ)りだし)に戻る
2.田舎(いなか)の風景(ふうけい)を見ていると、子供のころの自分に戻ったような気持ちになる。
もってのほか
例えばどんなことが「もってのほか」でしょうか。具体的(ぐたいてき)に考えてみましょう。まず、本文のように、「遊びのための自然破壊(しぜんはかい)」は「もってのほか」であろう。また、「歩きながらたばこを吸うこと」「中学生や高校生がたばこを吸うこと」、これらも「もってのほか」だろう。では、「電車の中で携帯電話(けいたいでんわ)を使うこと」はどうだろう。いけないことではあるが、「もってのほか」だというほど悪いことかどうか、意見が分かれそうだ。「「もってのほか」は自分の思想(しそう)、価値観(かちかん)、道徳観(どうとくかん)からみて、絶対(ぜったい)に許(ゆる)せないことが「もってのほか」である。
次のことがらは、あなたにとって、「もってのほか」だろうか、それとも?
1.中学生の娘が化粧(けしょう)をすること
2.中学生、高校生が耳にピアスをすること
3.学生が授業をサボること
4.未婚(みこん)の母
5.息子(むすこ)が親の前でたばこを吸うこと
百害(ひゃくがい)あって、一利(いちり)なし
害(わるいこと)ばかりで、利(いいこと)は一つもないという意味である。どんなものが百害あって一利なし、だろうか。まずは「たばこ」である。これはだれもがそう思うだろう。酒はどうだろうか。むずかしいところだ。まったく「一利」なしだろうか。適量(てきりょう)であれば、問題はないだろう。そう簡単に「百害あって、一利なし」と決めつけることはできない。みな、いい面と悪い面を持っているから。
ただ一つ、地球にとっての人間は、たぶん「百害あって、一利なし」の動物かもしれない。
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