このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

まとめの部屋 中級読解教材の家


(3)4と9中文読解 まとめ(3) 2000.7.20作成 制限時間6分

TEXT
 みなさんは日本のホテルや旅館に泊まったことがありますか。
 日本のホテルや旅館に泊まると、大変おもしろいことに気がつきます。部屋の番号の終わりに4や9が使われていない場合があります。例えば、303号室の隣は305号室になっていたりします。また、ホテルなどでは、「4階」を「5階」に言いかえたり、アルファベットの「F」に書きかえたりします。また、4階は客室に使わないで、事務所などに使うこともあるようです。なぜかと言うと、4は「死」と発音が同じで、9は 「苦」と発音が同じなので、日本では4と9を不幸な数字として嫌う人がいるからです。つまり「縁起が悪い」のです。
 もちろん、これは迷信で、その部屋に泊まったら、なにか不幸なことが起こるわけではありません。しかし、例えば「404号室」に案内されたお客さんが「気持ちが悪いから、部屋を換えてくれ」と言うかもしれません。それならば、4や9を初めから使わない方が、旅館やホテルにとっては都合がいいのです。

QUESTION:TEXTと内容が同じになるように、かっこに言葉を入れてください。
 4という数字は、(1.     )と発音が同じなので、日本では嫌われている。また、9は(2.    )という漢字と発音が同じで、これも嫌がられている。したがって、ホテルや旅館などでは、(3.     )にこの数字が使われていないことがある。
 また、ホテルなどの階数も同様で、もし(4.     )と書かれていたら、そこは4階である。もちろん、こんな考え方は、(5.     )なので、心配する必要はないのだが、実際には嫌がる人がいるので、旅館やホテルもこの数字は(⑥           )と思っているのである。       

WORDS
1.縁起が悪い bring bad luck
2.迷信 superstition




これは大阪のあるホテルのエレベーター表示です。
「4」がありません

解答のページ

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