このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

類推の部屋 中級読解教材の家


(7)山をかける中文読解 類推(7)  制限時間5分 2000.9.1.作成


TEXT

 ぼくはどうも山をかけるのが下手なようだ。

 先週学校で期末試験があった。もちろん全科目である。ぼくの得意な科目は理科系の科目である。特に数学は得意中の得意だ。だから、理科系の科目は特に試験勉強はしなくてもだいじょうぶだ。苦手なのは、国語や歴史などだ。特に世界史は人物や年がごちゃごちゃになってしまうので、大嫌いだ。

 今回の世界史の試験範囲は18世紀後半のアメリカの独立から、19世紀半ばのアヘン戦争までだった。ぼくはあきらめてはいたけれど、山をかけて勉強をした。友だちもみんな山をかけている。ぼくはアメリカの南北戦争とアヘン戦争に山をかけて、そこだけ勉強した。ところが、それらは試験に出なかった。だから、結果はひどいものだった。100点満点で50点しかとれなかった。残念という気持ちより、情ないという気持ちだった。


QUESTION:「山をかける」はどういう意味ですか。類推してください。
1.試験に出そうなところを予想(expect)すること
2.試験の前に一所懸命勉強すること
3.試験範囲だけを一所懸命勉強すること
4.その科目だけを勉強すること


WORDS
1.期末試験 term-end exam
2.得意な be good at
3.得意中の得意 最も得意だ
4.苦手な be weak in
5.ごちゃごちゃ be confused
6.世紀 century
7.独立 independence
8.半ば in the mid
9.アヘン戦争 the Opium War
10.あきらめる to give up
11.南北戦争 the Civil War
12.情ない sad

解答ページ

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