このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

南アフリカ−4 サファリパーク編

 南アフリカに着いて最初の日曜日を迎えた。土曜日は会議だったので、初めての休日である。仕事相手が気を利かして、サファリパークに連れて行ってくれた。サファリパークのことを南アではゲームパークという。ゲームとは狩猟の意味である。ちなみに動物を探しながら園内をゆっくりドライブすることをゲームドライブという。
 南アで最大の動物公園は「クルーガー国立公園」といってその広さは日本の四国に相当する敷地を持つという。我々が行ったのは「クルーガーズドープ動物保護区」というヨハネスブルク中心部から北西30kmのサファリパークである。南アではアフリカゾウ・アフリカライオン・ヒョウ・サイ・バッファローをビッグファイブと呼ぶが、このサファリパークにはゾウ以外は全ているという。受付で車を乗り換え、屋根の無い大型ジープ(10人乗りくらいで梯子で登る)に乗り込んだ。運転手兼ガイドの腰には38口径の拳銃が光ってた。不測の事態が発生した際に使用するのだろう。

 発車して5分程度で、金網で厳重に管理されたゲートを超えるとそこはサファリパークである。猿などの小動物を見た後で木立の間を抜けると、そこでライオンが牛を食べていた。あくまでも「牛」であって、「牛肉」ではないことに注意されたい。僕は日本でもサファリパークに行ったことが無かったので、ライオンが牛を食べる姿というのを初めて見たのだが、それは迫力あるものであった。バリバリと骨を噛み砕く音が聞こえるくらいまで近くに行った。一応ライオンが飛び掛っても届かない程度の高さに座席は有るはずなのだが、間に金網も無く、人間の計算以上にライオンの跳躍力があったらどうしよう、と恐怖を感じた。
  とそのとき、南アの仕事相手が背中を叩いたので振り向くと、遠くの草原を悠然とキリンの親子が歩いて行った。シルエットがとても美しいので見とれていると、"Hey Torabane, do you want to eat them?"と言われ、たまたま同乗していたおばさんに笑われてしまった。"That neck must be delicious."とでも答えようかと思ったが、運転手が怒って僕を撃ちそうな気がしたので止めた。
  その後もシマウマや水牛、ダチョウなど、数日前にCarnivoreで食べた動物を間近に見ることが出来た。気候も快適で非常に気持ち良かった。見渡す限り人家が無く、青空と草原と野生動物しか見えないという景色は非常に素晴らしいものであった。南アの景色は雄大である。このまま1日中ジープに乗って、この景色を眺めていたい、そんな気がした。

牛を食べるライオン。右の写真は金網が無いことに注目。写真だと遠くにいるように見えますが、実際はかなりそばまで寄りました。

ゲームパークの雄大な光景



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