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アンコール遺跡−21 タ・プローム編(その4)
このページでは「最も有名な巨大木」以外の巨大木をご紹介したい。ネーミングは「地球の歩き方」による。
一番最初に紹介するのは「血管のようにからまる木」である。祠堂の上に巨大な木が根を下ろし、それに別の木が絡みついている。自然の生命力というものが不気味に、グロテスクに感じられる。
血管のようにからまる木 反対側
次は「大蛇のようにみえるもの」である。建物に沿って根が生えており、細い根が石の間に入り込もうとしている。建物が根の重さに耐え切れずに歪んでおり、こちらは破壊力といった感じである。
大蛇のようにみえるもの(左から) 正面図
上の木の反対側(だと思う)
「東門の木」である。地上にたどり着いた根が八方に広がっている。養分のある土を求めて、石の上を広がっていったに違いない。土にたどり着いた根は養分を吸収してさらに成長し、いずれ建物を崩壊させる。
東門の木
「上部が折れた木」である。なぜ上部が折れたのかは不明だが、新しく枝が生えているところを見ると、さらに成長するのであろう。こちらも生命力を感じさせる。
上部が折れた木
「鳥の足のように見える木」である。この写真はもう少し左から撮るなど、アングルに気を遣うべきであったと反省している。
鳥の足のように見える木
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