このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

マレーシア17 セント・ジョンの砦とブキッ・チナ

 2006年9月18日(月)。ついに最終日だ。この日の夜行便で日本に帰ることになっている。
 朝から観光しようと思っていたところ、外は土砂降りであった。今回の旅行は、毎日どこかで雨が降った。僕は基本的に晴れ男なのだが、今回ばかりは東南アジアの天候に屈服した。やむを得ず、朝食を取ってから部屋で待機した。

 10時くらいに雨が上がり、さっそく観光開始である。湿度が高い上に東南アジアの日差しが容赦なく照り付け、今回の観光で一番の蒸し暑さであった。

 まず向かったのは、セント・ジョンの砦である。オランダ軍が砦を築いたのは18世紀後半とのこと。せっかく防御を固めたのにもかかわらず、1795年にイギリスに占領されてしまう。

セント・ジョンの砦下から見た砦

 セント・ジョンの砦から向かったのが、「スルタンの井戸」である。ブキッ・チナという名の丘のふもとにあるはずであり、「地球の歩き方」を片手に探したのだが、見付からなかった。老爺3人が道端でお茶を飲んでいたので接触を試みたのだが、残念ながら英語が通じず、スルタンの井戸は見付からなかった。

 やむを得ず、ブキッ・チナに向かう。チナとは中国のこと。中国の国外では最大規模の中国人墓地だそうだ。蒸し暑い中、汗をかきながら登って撮ったのが下の写真である。

ブキッ・チナブキッ・チナから見たマラッカ市街

 この後、ホテルに戻ってシャワーを浴び、チェックアウトしたのは12時直前であった。それからタクシーでバスステーションに向かい、クアラルンプール行きのバスに乗り込んだ。クアラルンプールまでは約2時間の行程である。



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