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マレーシア18 KLタワー編(その2)

 マラッカからクアラ・ルンプールに戻ってきたのは15時頃だった。日本に帰る夜行便まで、まだ相当時間がある。ブキッ・ビンタンを散歩した後、KLタワーにもう1回登ることにした。 前々日 に登ったときは暗くてよく見えなかった。夕暮れ時に、クアラ・ルンプール市街をもう一度見ておこうと思ったのだ。

 明るいうちに登ったのは大正解であった。観光した場所を、地上276メートルの展望台から俯瞰することが出来る。思ったより鮮明に見えたので、位置関係を把握することが出来た。

 ここで、クアラ・ルンプール市街の位置関係を写真で表現してみたい。KLタワーの写真を3枚並べてみたが、位置的には中心と考えていただきたい。

ペトロナス・ツインタワー

2006年9月18日
18時
2006年9月18日
19時
2006年9月16日
21時

ムルデカ広場
中央に国旗掲揚塔が見える。
ブキッ・ビンタン
左の緑色がLOT10
右上の茶色の建物はタイムズスクウェア

 夕暮れのクアラ・ルンプール市街に別れを告げ、夕食を取ってから空港に向かった。クアラ・ルンプールを離陸したのが22時30分、翌朝成田に着いたのは6時55分だった。2006年9月19日(火)は有給を取るはずだったのだが、どうしても外せない会議が入ってしまったため、そのまま会社に行って、会議室でスーツに着替えた。自分を褒めてあげたいと思う。

 今回の旅行で、マレーシアの特徴を一言で表現すると、「多様性」だと思う。マレーシアではさまざまな人種と宗教が共存して生活している。イスラム教もキリスト教も一神教だが、マレーシアでは他の宗教を排斥するような対立はないようだ。2007年2月現在、自らを絶対の正義と信じるアメリカと、これに反発する中東の対立はいっそう激しくなっている。お互いにマレーシアのような寛容さを持てないものだろうか。



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