このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ロサンゼルス1 オフィスからの眺望編

 2008年12月。生まれて初めて、アメリカ合衆国に足を踏み入れることとなった。出張の目的地はロサンゼルスである。

 1800年代、アメリカ合衆国は”Manifest Destiny”という言葉の下に拡大した。フロンティア=スピリットを持った開拓者は西へ向かった。1848年、アメリカ=メキシコ戦争に勝利したアメリカ合衆国は、メキシコからカリフォルニアを獲得。ほぼ同時期にカリフォルニアで金鉱が発見された。ゴールドラッシュである。特に1849年は多くの開拓者が殺到し、彼らはフォーティナイナーズと呼ばれる。
 ロサンゼルスはカリフォルニア州最大の都市であり、全米でもニューヨークに次ぐ人口を有する。

 出張直前は、自動車ビッグスリー救済が焦点となっていた。サブプライムローンから端を発した金融不安はまだ底が見えない。一年で一番活気があるというクリスマス商戦が、今年は沈滞しているという。まさにタイムリーな出張となった。



 成田からロサンゼルス国際空港までは往路9時間40分、復路11時間50分という長旅だ。成田を月曜日の17時に離陸すると、ロサンゼルス着陸は月曜日の10時となる。それから当社オフィスに直行だ。

 ロサンゼルスといえば抜けるような青い空に爽やかな天気、というイメージだったのだが、冬は雨季にあたるそうで、着陸したら小雨が降っていた。いきなり期待外れである。
 空港から当社オフィスのあるダウンタウンまではタクシーで約20分、料金はチップ込みでUS$60だ。ビルの18階にある当社オフィスから西(空港方面)を向いて撮ったのが下の写真だ。

オフィスから空港方面の眺望

 翌朝は午前中快晴となった。オフィスから道を挟んだところにあるホテルから同じ方角を撮ったのが下の写真だ。僕がイメージしていた、カリフォルニアの空だ。

ホテルから空港方面の眺望

 オフィスから北西の方角には、有名な”HOLLYWOOD”の看板も見えた。この看板が見えたとき、初めてアメリカに来た実感が湧いた。

オフィスから見たハリウッドの看板左の写真の部分拡大

 今回は短い出張だったが、それでも観光する時間が少しだけあった。次ページよりご紹介したい。



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