このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
台湾28 新竹
台湾新幹線の新竹駅から在来線の新竹駅まではタクシーで20分ほどかかった。台湾新幹線は郊外を走っているようだ。将来的にはアクセスが改善されるに違いない。
新竹駅は日本統治時代の建設だそうで、堂々たる様式である。
新竹は「台湾のシリコンバレー」と言われており、台湾のIT産業の中心地だが、駅前はそれを感じさせない鄙びた雰囲気であった。
新竹駅
新竹駅周辺を一時間ほど散歩することにした。新竹駅から徒歩数分のところにあるのが迎曦門である。左下の写真には写っていないが、迎曦門の周囲はロータリーとなっており、ここを中心に9本の道が放射状に走っている。その一角にあるのが護城河公園である。
迎曦門 護城河公園
「地球の歩き方」によれば、新竹駅周辺の見所は城隍廟しかないようなので、行ってみることにした。上の写真の迎曦門のロータリーから歩いて10分ほどのところに屋台街があり、その中に入口がある。
入口
中に入ってみたところ、本当に廟が有るのか疑わしいほどの混雑であった。狭苦しいところに屋台が密集し、その中で食事をするというのがきわめてアジア的である。 士林夜市 の屋台街は移転してからごみごみした感じが無くなってしまい、なんとなく物足りない。新竹で久しぶりに熱気と喧騒を味わうことが出来た。時間が無かったので、新竹名物のビーフンを食べられなかったのが残念だ。
屋台街
左上の写真に写っている白い煙は、線香の煙である。廟のそばに屋台街があるというよりも、屋台街の中に廟がある、と表現したほうが正しい。
城隍廟
城隍廟にお参りをしてから駅に戻った。在来線の新竹駅はローカルな雰囲気である。堂々とした駅舎とはうってかわって、ホームの屋根は安っぽい。台湾新幹線では板橋→新竹は30分ほどだったが、在来線の新竹→台北は1時間30分かかった。
在来線の新竹駅
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |