このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

タイ−1 バンコク駐車場の謎編

97年5月。2回目のタイ出張である。このときに機内で広末涼子の「Majiで恋する5秒前」を聴いたのを鮮明に覚えている。僕は音楽よりも活字の方が好きなのだが、このときは広末の歌に合わせて小説を中断した。おもわず3回も聴いてしまった。

バンコクに着いたのは土曜日の15時過ぎであった。チェックインしたあと、迎えに着てくれた駐在員から一緒に買い物に行かないか?と誘われた。駐在員A氏はその年の1月にバンコクに着任したばかりであり、家族が翌月引っ越してくるにあたり家財道具を購入したいとのことであった。もちろん快諾し、バンコクの伊勢丹に向かった。

伊勢丹の駐車場は地下に有る。駐車場に入っていくと妙なことに気づいた。駐車している車の方向が一致していないのである。日本の駐車場では車が同じ方向を向いて(前から入れるか、バックから入れるかの違いは有るが)、横一列に並んでいるのが一般的である。ところがバンコクは前を向いている車の前に横向きで止まっており、他の車を塞いでいるという状況が至る所で見受けられる。「これはマナーの問題か?それにしてもきちんと停めている車は文句言わないのか?」と疑問を感じていた。
バンコクの駐車場イメージ図


その時である。運転手が空きスペースを見つけたが、別の車が案の定邪魔をしている。運転手が車を降りて、駐車場の係員を呼んだ。運転手の呼び出しでもするのか、と思ったが事態は僕の想像を超えていた。

なんと運転手と係員の2人で力を合わせ、邪魔な車を手で押し始めたのである!!


しかも自動車が簡単に動いている!!邪魔な車をどかした後で、運転手は何事も無かったように空きスペースに車を止めた。どかされた車は今度は他の車を塞いでいる。もし塞がれている車の運転手が来たら、塞いでいる車はまた別のところに人力で移動させられるのである。

<バンコクの駐車場の注意>
1. サイドブレーキは引かないのがマナー。サイドブレーキを引いてしまうと係員があなたの車を動かせない。
2. 駐車場に戻ってきて、元の場所にあなたの車が無くても慌てないこと。焦らずに探せば、きっとそばにあるはずである。

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