このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

イタリア16 フィレンツェの鐘楼編

 フィレンツェの中心、ドゥオーモ広場。最初に観光したのは鐘楼であった。 前ページ の写真で位置関係をご確認ください。

前: 洗礼堂
左奥: ドゥオーモ
右奥: 鐘楼
左: 鐘楼
右: ドゥオーモ

   オフィシャルホームページ によると、鐘楼の着工は1334年7月18日。完成は1359年3月29日である。高さは84.7メートル、幅は15メートルだ。 ヴェネツィアの鐘楼 と違って、エレベーターは設置されていない。
  鐘楼の設計をしたのはジョットである。世界史用語集によるとルネサンス様式を開始した画家とのことだ。ジョットは1337年、着工してから3年後に亡くなったので、完成した鐘楼を見ていない。

真下から

 鐘楼の内部には414の階段があり、これを登ると外を見下ろすことができる。内部の階段は結構急であった。

階段

 階段の途中に窓があり、外を見ることができる。


 414段を登り切ると、フィレンツェの街並みを一望することができる。中世の街並が美しい。
 下の写真は、西側を撮ったものだ。右前方の建物がサン・ロレンツォ教会、その左奥にあるのがフィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅だ。写真左奥のやや大きい茶色い建物がサンタ・マリア・ノヴェッラ教会である。

西側

 北東にはクーポラが見える。その迫力には息を飲む。

北東側

 南東側には、サンタ・クローチェ教会が見える。やや離れているため、観光する時間がなかったのは残念である。ミケランジェロ、マキャヴェリ、ガリレオなどが埋葬されている。

サンタ・クローチェ教会

 サンタ・クローチェ教会から視線を右に移すと、ヴェッキオ宮が見える。ヴェッキオ宮も観光する時間がなかったものの、奥にあるウッフィツィ美術館は観光した。

ヴェッキオ宮

 南西にはレプッブリカ(共和国)広場が見える。写真にも写っている、広場の真ん中にある回転木馬が印象的だ。

レプッブリカ広場

 鐘楼を歩いて昇降すると、結構疲れる。寒い11月のイタリアではあったが汗をかいた。我々はカフェで休憩してからドゥオーモを見学することにした。



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