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イタリア26 コロッセオ編(その1)
2010年11月18日(木)。ローマ観光二日目である。
地下鉄レプブリカ駅から一駅でテルミニ駅、そこから乗り換えて二駅でコロッセオ駅である。改札を抜けるとすぐにコロッセオが目に飛び込んでくる。改札の道路を挟んだ向かい側に、威容を誇る世界遺産があるというのは不思議な感じだ。
改札から撮ったコロッセオ
コロッセオは長径188メートル、短径156メートル、円周527メートルの楕円形だ。高さは約50メートルである。外側のアーチは1階がトスカーナ式、2階がイオニア式、3階がコリント式の建築となっている。4階にはアーチがない。
工事はヴェスパシアヌス帝の75年に着工され、ティトゥス帝の80年に完成した。今から約1930年前にこれほど大規模な建造物を作り上げたローマ帝国の技術は偉大である。ヴェネツィア、フィレンツェ、ピサは500年ほど前の中世であったが、ローマは一気に2000年前である。
まずは、コロッセオの外周を歩いて見た。
コロッセオ
コロッセオ
コロッセオ駅のそばの坂道を登っていくと眺望がいいと何かに書いてあったので登ってみたが、内部は見えなかった。無駄足だったといえなくもない。
駅のそばの坂から
やはり、コロッセオは下の写真の方向から見るのが一番美しいと思う。
コロッセオ
やや右方面に進むと断面が見える。
コロッセオ
次のページでは、コロッセオの内部をご紹介したい。
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