このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

イタリア27 コロッセオ編(その2)

 いよいよコロッセオの内部に入ってみたい。ローマ時代の観客も、期待に胸を躍らせてここを歩いたはずだ。天井の高さにも驚きである。

コロッセオ入口

 コロッセオはいつでも入場口に長蛇の列が出来ているので、並ばずに済む ROMA PASS が便利とのことであったが、実際にはROMA PASS用もチケットを普通に買う人用もすんなりと入ることができた。
 2階まで階段を登っていくと、視界が開ける。コロッセオの規模の大きさには圧倒される。今から2000年前の建築とは思えない規模だ。何しろ収容人員5万人である。東京ドームが55,000人なのだから、大差ない。
 当時のローマ市民は、ここで剣闘士(グラディエーター)の死闘を固唾を飲んで見つめ、熱狂していた。

コロッセオ内部

 上の写真から、やや左に歩いたのが下の写真である。ここから時計回りに一周してみたい。この写真は、東から西を向いて撮ったものだ。

正面

南側観客席北側観客席

 左側に4分の1周したのが下の写真である。

コロッセオ 南側から

 半周したのが下の写真だ。

コロッセオ 西側から

北側観客席

 4分の3周したのが下の写真である。

コロッセオ 西側から

 写真を撮ったり、音声ガイドを聴いたりしながらのんびり歩いたため、一周するのに1時間かかった。寒い中、我ながらよく歩いたものだ。真夏であれば水分補給が必要であろう。

 一般の観光客は、ここから上に登ることはできない。3階、4階から剣闘士(グラディエーター)の戦いがはっきり見えたのか、気になるところである。

 次のページでは、1階からの眺望をご紹介したい。


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください