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中国−6 大連の見所編(労働公園他)
中山公園以外の大連市街の見所をこのページではご紹介したい。
< 労働公園 >
労働公園は大連駅から徒歩10分程度の距離にある総合公園だ。中山広場と違って入場料3元が必要である。面積102万平方キロというから広い公園だ。公園の入口から10分程度歩くと、スキー場にあるようなリフトがある。このリフトに乗ってテレビ塔まで登って行くのだ。ちなみに下りるときは長い滑り台だ。金属製の板の上に座って滑っていく。レバーが付いていて、それを倒すと滑っていき、手前に引くとブレーキがかかるという仕組みである。意外にスピードが出るのでそれなりに楽しめる。この歳で滑り台に乗るとは思わなかった。
それはさておき、テレビ塔からの眺望は絶景だ。大連市街が一面に見渡せる。屋外に出ることが出来ず、かつ窓も開かないのが残念。行ったのが金曜日の昼だったためか、客が他に誰もいなかった。ヒマそうな係員のお姉さんが3人ほどおしゃべりしていた。その他、エレベーターガールが1名、下の受付にも2人くらいいた。客よりも係員のほうがはるかに多い。採算性に疑問がもたれる。きっと休日は混むのだろう。
テレビ塔下から労働公園と市街地を望む。 大連港。ガラス越しに撮った写真です。
大連電視塔
< 勝利橋とロシア人街 >
大連駅から線路に沿った形で10ほど歩くと勝利橋である。これは旧日本軍が架けた橋で、旧名は日本橋というらしい。車道は舗装されているが、歩道は木製であった。橋の下は川ではなく、線路だ。橋を渡るとロシア人が建てた欧風建築が並んでいる。
勝利橋 ロシア人街
< 人民広場 >
大連駅から勝利橋とは反対の方向に30分程度歩く。したがって、歩かないでタクシーで行ったほうが無難であろう。一面芝生の広場であり、北側には大連市人民政府(旧関東州庁)、西側に大連市司法局(旧高等法院)といった建築物が残っている。
旧 関東州庁
現 大連市人民政府
< 星海公園 >
大連駅からは路面電車もしくはタクシー。海水浴客で賑わっていた。海に向かって飛びこむバンジージャンプもあり、勇気有る挑戦者もかなりいた。また、公園内には聖亜海洋世界という水族館も有る。水族館のメインとなっている海底トンネルは全長が118メートルあり、アジア最長だそうだ。動く歩道が敷かれ、魚を見上げるような形で進んでいく。エイが一番見応えがあった。
(続く)
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