このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

中国(上海・蘇州・無錫)−4 豫園編

 上海を代表する庭園と言えば豫園(よえん)である。
 四川省の役人であった潘允端という人が両親のために造営したものだそうだ。建設に要した年数は18年間(1559〜1577年)というからすごい。皇帝ではなく、ただの役人が18年間も人を動員する経済力が有ったということになる。秀才は科挙合格を目指したというのが実によく理解できる。(ただし、潘允端が科挙に合格したかは不明。)
 その後、持主が変わり、1956年に大改修されて、一般に開放されるようになったものである。面積は2万㎡という広さだ。



 前頁の孫中山故居・周公館・一大会址を見学して、豫園に着いたのは12時頃であった。福佑路から門をくぐると土産物屋のような店がずらりと並んでいる。豫園商場である。いろんな店があるので、歩いているだけでも楽しい場所だ。

豫園商場入口(福佑路)
 
 「豫園に入る前に昼食でも取るか。」と思い、商場の中にあった快餐(ファストフード)の店に入った。カフェテリア方式で餃子や小籠包、麺類などが並んでいる。麺と野菜を適当に取り、空いている席に座る。そのとき、ちょうど小姐が青島ビールをワゴンに載せて売りに来た。つい、注文してしまう。これが失敗の元であった。

九曲橋

 九曲橋のあたりは、まだ正気であった。豫園の中に入ったら急に酔いが回り、眠くなってしまったのだ。火曜日に12時まで会社にいて寮に着いたのが午前2時、水曜日の朝5時30分には起きて成田エクスプレスで成田まで行き、上海に着いてからは歩きっぱなしである。一気に疲れが出てしまった。したがって、豫園の写真はそれほど撮っていない。下の写真も、どこを撮ったのか記憶が無い。ご存知の方、教えて下さい。
 
豫園内部

 

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