このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

中国(上海・蘇州・無錫)−10 盤門編

 紀元前514年に蘇州城が建築されたとき、城門は東西南北各2つずつの計8つ有ったが、現在有るのは盤門一つのみである。現在の城壁は1351年に再建されたものだが、当時の面影を今に伝えているそうだ。2500年前の中国にこのような石造建築技術が有ったというのは驚きである。
 写真右の真中に小屋が有るが、そこが入口である。入口から見上げた盤面の頑丈さには圧倒された。敵が攻め込んできたときは、この入口と盤門を封鎖して敵兵を中に閉じ込めるそうだ。
 盤門と、この下に掲載した「瑞光塔」と「呉門橋」を合わせて盤門三景と呼ばれている。もちろんこの3つも素晴らしいが、広い庭園も十分見応えがある。歴史の重みを感じることができ、庭園も美しく、塔に登って見下ろすこともできるので、前ページの四大庭園よりもこちらのほうが絶対にお薦めである。

盤門盤門から見下ろした写真
写真左に瑞光塔が見える。



< 瑞光塔 >
 この塔の写真を撮ったのだが、残念ながら逆光で真っ黒になってしまった。ここに紹介できないのが残念だ。その代わり、塔の最上層からの景観をご紹介したい。

盤門は写真左の方に有る。



< 呉門橋 >
 江南を代表する橋の一つ、呉門橋。ここは、自転車に乗ったままでは登れないほど勾配が急である。僕はレンタサイクルを押して渡った。最初は変わった形の橋だと思って感動していたが、この後レンタサイクルで回っているうちに、このような橋をいくつか見掛けた。
 写真の左側が盤門の南側入口である。

呉門橋




このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください