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中国(上海・蘇州・無錫)−13 虎丘編
虎丘は市街地より北西に5kmのところにある小高い丘である。虎丘は蘇州を都とした呉王闔閭の墓である。呉王闔閭を埋葬して三日後に、墓の前に白い猛虎がうずくまっていたという言い伝えがある。
< 雲岩寺塔 >
雲岩寺塔は虎丘の頂上に有る斜塔である。961年に立てられたというから古い塔だ。高さは47.5メートルである。この塔が有名なのは、写真ではやや分かりにくいが、北西に傾いているからである。400年前から徐々に傾いたそうで、現在では15度まで傾いているそうだ。もちろん登ることはできない。
雲岩寺塔は「東洋のピサの斜塔」と言われている。ちなみに蘇州は「東洋のベニス」と言われている。蘇州はイタリアと縁が深いようだ。
なお、リンクさせていただいている老虎さんは、この塔に向かって阪神タイガース必勝を記念したという。僕が行ったときは、塔に向かって一心不乱に祈っているような人や、肩を組んで六甲おろしを歌っているような人は残念ながら見かけなかった。
雲岩寺塔
雲岩寺塔の根元
心なしか傾いているのがお分かりいただけるだろうか?
< 千人石 >
下の写真では全然分からないが、写真中央の階段のように見える部分と右側の床のような部分は一つの岩である。写真を撮っている僕の足元も同じ岩である。つまり、それだけの巨岩ということだ。
写真左の影になっている部分の先が剣池である。呉王闔閭の墓はこの剣池に有る。写真を撮ってはみたものの、フラッシュの付いてないインスタントカメラだったために現像されなかった。あらためてデジカメのメモリ不足が悔やまれる。
千人石
あまりにも千人石の写真がお粗末なので、虎丘の入場券をご紹介したい。同じ千人石を撮影したものである。僕はなぜこのような絵になる景色を撮らなかったのであろうか。今回は本当に写真のセンスの無さが露呈していると認めざるを得ない。
虎丘の入場券(千人石)
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