このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

韓国−6 南山公園編(その2)

 安重根の銅像を通りすぎて、急な坂道を20分ほどかけて登ったところに、ソウルタワーがある。

ソウルタワー

 タワーの高さは230メートルだが、南山の標高が265メートルなので、合わせると500メートルということになり、その眺望は素晴らしい。午前1時まで営業しているので、夜はライトアップされる。ソウル市街の夜景を今回見ることは出来なかったが、かなり見応えがあるそうだ。
 展望台は窓が開かなかったため、下の写真はタワーの下から撮ったものである。展望台から見る漢江の眺めは、下の写真よりも雄大であった。ちょうど夕暮れ時だったため、写真が暗くなってしまったのは残念だが、いい光景であった。

ソウル中心部(明洞方面)漢江方面

 ソウルは南山を取り囲むように都市が発展している。そして南山のすぐそばには漢江が流れている。
 考えてみると、大都市の中心部に標高250メートルの山が有るのは珍しい。日本でも、たとえば東京は坂は多いものの、このような山はない。日本の大都市は海沿いにあるため、横浜・大阪・名古屋・福岡などに山はない。神戸は海と山の間にあるが、都市が山を囲んでいるわけではない。
 アジアに目を向けてみると、北京・上海・台北・バンコク・シンガポールに山はない。唯一の例外が香港で、香港島のビクトリアピークはそこそこの標高である。ただ、ビクトリアピークも、香港島中心部の反対側は見応えがない。
 世界各国の首都、もしくは百万人以上の大都市で、市街地の中心部に標高200メートル以上の山が有る都市というのは他にあるのだろうか。ご存知の方、教えてください。



 

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