このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

韓国−10 昌徳宮編(その1)

 世界遺産、昌徳宮。今回訪れた5古宮の中で最大の規模であり、世界遺産にふさわしい宮殿である。1ページでは収まりきれないので、何回かに分けてご紹介したい。

 前のページでも書いたが、昌徳宮はガイドに着いて観光しなければならず、個人行動は出来ない。冬季の日本語ツアーは9時30分、10時30分、12時30分、14時30分の1日4回であり、僕が見たのは12時30分の回である。日本語の他にハングル、英語、中国語のツアーが有ったように記憶している。ツアーの所要時間は約1時間20分である。
 下の写真の敦化門の左側が入場券売場だが、特に予約はいらない。敦化門の前は日本人でごった返していた。宗廟と昌慶宮が閑散としていたので、やや意外な感じがした。ツアー開始の時間になると、敦化門が開いて見学開始である。


 敦化門は1607年に再建されたもので、ソウルに残っている木造の二層門としては最古のものである。

敦化門


 門の中に入ると、まず全員が集められてガイドさんからコースの説明を受ける。歩き始めてすぐのところにあるのが錦川橋である。錦川橋は1411年に作られた韓国最古の橋といわれている。

錦川橋


 仁政殿は、昌徳宮の正殿である。ここでは王の即位式や臣下の朝礼式などの国の重要行事が行なわれた。現在の建物は1804年に修復されたものである。

仁政殿


 仁政殿の隣に有るのが宣政殿である。王が臣下に会って、政務を論議した御殿である。現在韓国に残っている唯一の青瓦の殿閣である。

宣政殿
やや見にくいが、屋根は青だ。


 大造殿は王と王妃の寝殿である。

大造殿



 

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