このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

2. おくのほそ道(旅立ち〜殺生石・遊行柳)  

 全文を紹介すると長くなるので、俳句だけにしたい。章立ては「おくのほそ道 永遠の文学空間」によるものである。


旅立ち〜殺生石・遊行柳
(関東)
旅立ち行く春や鳥蹄き魚の目は泪
早加
室の八島
仏五左衛門
日光あらたふと青葉若葉の日の光
剃り捨てて黒髪山に衣更 曾良
暫時は滝にこもるや夏の初め
那須かさねとは八重撫子の名成るべし 曾良
黒羽夏山に足駄ををがむ首途哉(かどでかな)
雲厳寺木啄も庵はやぶらず夏木立
殺生石・遊行柳野をよこに馬牽きむけよ郭公(ほととぎす)
田一枚植ゑて立ち去る柳かな


< 草加 >
 草加駅から芭蕉像の有る札場河岸公園までは徒歩15分程度の距離だ。路上に表示があまり出ていないので、あらかじめ場所を確認しておいた方がよいと思います。
 草加と言えば、「草加せんべい」である。駅前のロータリーには、一心不乱に草加せんべいを焼き上げるおせんさんの像がある。

札場河岸公園
埼玉県草加市
東武伊勢崎線 草加駅
おせんさん
草加駅前


< 黒羽 >
 黒羽町は交通不便なところである。那須塩原駅と西那須野駅から日に数本バスが出ているだけだ。僕は那須塩原駅からタクシーを使ったが4,000円程度であった。タクシーの運転手さんによれば、西那須野駅からであれば、もう1,000円程度高くなるらしい。
 東北新幹線に乗って、タクシーを使ってまでして黒羽町まで行き、撮った写真がこれだ。

芭蕉の館
栃木県那須郡黒羽町
東北新幹線 那須塩原駅 もしくは 宇都宮線 西那須野駅



 

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