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2. おくのほそ道(旅立ち〜殺生石・遊行柳)
全文を紹介すると長くなるので、俳句だけにしたい。章立ては「おくのほそ道 永遠の文学空間」によるものである。
旅立ち〜殺生石・遊行柳
(関東)旅立ち 行く春や鳥蹄き魚の目は泪 早加 − 室の八島 − 仏五左衛門 − 日光 あらたふと青葉若葉の日の光
剃り捨てて黒髪山に衣更 曾良
暫時は滝にこもるや夏の初め那須 かさねとは八重撫子の名成るべし 曾良 黒羽 夏山に足駄ををがむ首途哉(かどでかな) 雲厳寺 木啄も庵はやぶらず夏木立 殺生石・遊行柳 野をよこに馬牽きむけよ郭公(ほととぎす)
田一枚植ゑて立ち去る柳かな
< 草加 >
草加駅から芭蕉像の有る札場河岸公園までは徒歩15分程度の距離だ。路上に表示があまり出ていないので、あらかじめ場所を確認しておいた方がよいと思います。
草加と言えば、「草加せんべい」である。駅前のロータリーには、一心不乱に草加せんべいを焼き上げるおせんさんの像がある。
札場河岸公園
埼玉県草加市
東武伊勢崎線 草加駅おせんさん
草加駅前
< 黒羽 >
黒羽町は交通不便なところである。那須塩原駅と西那須野駅から日に数本バスが出ているだけだ。僕は那須塩原駅からタクシーを使ったが4,000円程度であった。タクシーの運転手さんによれば、西那須野駅からであれば、もう1,000円程度高くなるらしい。
東北新幹線に乗って、タクシーを使ってまでして黒羽町まで行き、撮った写真がこれだ。
芭蕉の館
栃木県那須郡黒羽町
東北新幹線 那須塩原駅 もしくは 宇都宮線 西那須野駅
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